登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

ナメトコ山

ナメトコ山・・・行きは良い良い帰りはむむむ。でも満足!!

ナメトコ山。決して一人では行きたくない山のひとつ。チームTIGER精鋭3名で進撃してきました。とりあえず県道1号線待避所で8:00に待ち合わせ。1台に乗り込み一路登山口へ。登山口の発見に少し時間食うも、完全装備でいざ出発でございます。結果無事踏破することができましたが、当初ピストンの予定を急遽周回縦走へ変更。これが思ったよりも険しい道のりでした。でもお陰で久々のアドベンチャー感を味わうことができて、とっても楽しい山行でありました。

■記録

今日は気合入れるぞ・・・と言いつつ卵かけご飯である

この看板に惑わされ一旦行き過ぎてバック。これは多分違う方向向いているので注意

入口付近に標柱があるのでここで間違い無し

さていざ。ヘルメットに鎌に笛にスプレー。そして獣除け線香。服装はもちろん破れてもよい奴を着る^^今日のメンバーはヤマレコユーザーのKZYさんとOGWさん

錦秋の山々。今日もいいね

少し汗を流すとあれは・・・神社だね

思ったよりも立派な神社。そしてブナの切り付け多数。古から獣と共存し山の恵みを頂いて来たんだなと。そういう山なんだなと。賢治の世界だね

あれが多分ナメトコ山。近いようで遠い。さて登山道の状況は・・・

ちゃんと路があるではないか

この地点では藪もそれほどではない。これはイケるかも

急坂を北進し稜線に取り付く。ここに目印のように大きな倒木。途中からバキッと折れた巨大杉

ここから方向を変え稜線上を西へ。紅葉が美しい

何度かピークを越えながら、時折地図とコンパスで確認

岩手山と手前男助山。時たま開けるポイントがある

思ったよりピンテが充実。これは迷いそうにもないがちょっと付け過ぎ感が

プリンとしたサルノコシカケ?これから固くなる?

ナメトコが近づく。ここを一旦100m下り200mの急登へ

唯一の「ナメトコ山」看板発見。ここから最後はさすがに藪急となる

赤いけどアオハダ。結構沢山見られた

振り返って笹とブナが美しい。駒頭山とよく似ている

流石に一筋縄ではいかないかな

笹も背丈を超えてきた。ビクトリーロードはちょい試練

2時間でナメトコ山攻略!!思ったよりいい路だった

いろいろ看板。約束通り鉄砲は持ってこなかったよ^^

プルンプルンした月夜茸ぎっしり

頂上は突き出ていて木々が無ければ360度の展望だろうが実際はこの程度。夏に来れば多分森の中かな

それでも立派なブナに囲まれた素敵な頂だった

ここで少し早い昼ごはん。KZYさんは折角沸かして持ってきたポットを車の中に忘れる。クッカーで沸かしてた

当初ピストンの予定だったがピンテも続いていそうなので欲を出し西ノ股コースへ

深い笹地帯で大変だが逆光に輝く笹が美しい

尾根を東進する筈が何故かピンテは途中から谷底へ。誘われるがままに激下り

で沢に出るが・・・滑滝で危険な感じ。ピンテも消滅

高巻きを狙うが崖に進路を阻まれ止む無く沢へ下る

滝もあったりで滑る滑る~

対岸にピンテ発見。一旦渡渉するのか~

で対岸を高巻きする

そして再度渡渉。ここもケッパリ状態である。なかなか

林道らしき跡を見つける。あとはこれを辿るだけ。ほっ

車が通れる場所まで来た。ここは2つの林道の分岐。北の又?西の又ではないのかな?

県道復帰。ここから登山口まで2Km

黄色が鮮やか

藪と激下り、沢下り、長いロード。下りの方が難易度高かった気がする。でも総じて思ったよりイイ山だった

■タイム
08:22 豊沢金勢人権現神社登山口出発
08:37 豊沢金勢人権現神社
08:59 ナメトコ山稜線(巨木倒木)
09:24 739.9mピーク直下
09:44 最低コル→ナメトコ山看板
10:24 ナメトコ山頂上(昼ごはん)
11:05 下山開始→西ノ股沢方面へ
11:42 西ノ股沢起点(ルートファインディング)
12:00 北の又林道終点
12:07 中の又林道分岐
12:37 県道花巻雫石線合流
13:06 豊沢金勢人権現神社登山口到着
※登り 2時間2分、下り 2時間1分
 休憩時間 20分、行動時間 3時間43分

■GPSログ
距離:9.92km、高度の上昇/下降631m/-631m


■勝手に難易度指数
24+5(藪、ルートファインディング)=29points

■感想、反省等
・登りは覚悟していただけに案外あっさり登頂できました
・さすがチームTIGERの皆さまでした
・藪藪と聞いていただけに少し肩透かし食らいましたが、
・しかし、下り西ノ股ルート予想通り険しかったです
・急斜面で背丈以上の笹と迷彩ピンクテープに誘われ、
・想定外の沢下り。これが滑る滑る
・地図とGPS見ながら慎重に降りました
・林道に復帰したときはホッとしましたね~
・最近では珍しくアドベンチャーなひと時でした
・やはり尾根沿いに登るのが正解・・・でも藪でしょう
・まずは懸案の一つだったナメトコ山踏破でき大満足す
・ここはクマの寝床。フンは最低でも3つはありました
・鉄砲持っていがなくてイガったね~!!
・来週は・・・11/8東根トレランのお手伝いすね~
・なにせファーストプランナーなもんですから
・多分10:00頃には見晴で待機かと

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