根子岳-四阿山

根子岳-四阿山･･･紅葉の2つの百名山を周遊

先週末は金曜から土曜にかけ東京練馬で物売りをしてました。開放されたのが土曜の夜。台風なので帰ろうと思ったのですが最終列車に間に合わず大宮のカプセルにもう一泊。3連休ですしそうなると必然的に登るしかないのです。翌朝一番列車でお決まりのパターン軽井沢拠点百名山行きです。台風は足早に去り甲信越方面はCながらも何とかなりそうな予感。ただ残念だったのは連休紅葉シーズンでいつものレール＆レンタカーが予約できず、これは渋滞との戦いを示唆してます。

■記録

キーワードは大宮→吉牛→北陸線。何回目かな

軽井沢到着。台風に向う西風はあるがなかなかの天気。離山とその奥に浅間山。どっちも懐かしい

急きょ某レンタカー手配し菅平高原へ。正面に迫力の浅間山

90分弱で菅平高原牧場の中にある登山口到着。とってもいい雰囲気で登山者もたくさん。山頂は見えてないが青空綺麗

と言うことで花の百名山根子岳と日本百名山四阿山を周回する王道コースへ挑戦

最初からいい雰囲気。牧場に沿った登山道ゆるりと

少し歩いて振り向くと既にいい景色

おおーこれは!!一度見てみたかったタカネマツムシソウ。まだ咲いていてくれたんだね～。なんとも可憐な花。思ったよりも大きいね

四阿山（あずまやさん）の隣にある根子岳の東屋（あずまや）

笹と白樺素晴らしい路

青空だったりガスったり。しかし気持ちがいい

白樺からダケカンバへ。この山は昔頂上まで牧草地だったので木々が全体的に若い

樹林帯を抜け笹地帯。その奥には北アルプスが広がっている筈･･･本来は。それでもこの景色に大満足

根子岳到着。根子岳はかつて猫岳と言われていたらしい。四阿山は東根山と読み方一字違いだし猫の背コースだったり。かなりカブってますな^^

さすがに頂上は雲の中だが風も殆ど無くしばし休息。カレーパン美味しかった

さて四阿山に向おう。根子岳は表裏真逆の景色が楽しめる。登りは平和な感じの斜面だったが四阿山に向う稜線は一転して崖の世界

行く手を阻む巨岩群を掠めながら進む。ここも火山の山

巨岩の隙間から見下ろせばこんな景色も楽しめる

色とりどりの潅木帯。素晴らし過ぎる

しばらくこんな笹路を下り最低コルへ

また現れてくれたマツムシソウさんを愛でる。この花いいね

そして四阿山への強烈な登り返し。2000mから標高差300mほどを一気に

頂上稜線に出ると景色が拡がる

頂まではあの階段を登り詰めるのみだが、一瞬ここは丹沢かと錯覚するような風景

そしてついに四阿山頂上到着!!立派な祠が立つ

標識の裏側に嬬恋村の表示。ここはいつの間にか群馬県

この頂も雲の中だが登山者の皆さん皆満足そう。ここで昼食のおにぎり。やはり格別

少し下がった分岐辺りからまた青空が復帰

浅間山と嬬恋方面。台風通過の割に本当にいい天気に恵まれた感じだ

いやー無理して来てよかった

この広がり感は･･･雲の流れが遠近法に拍車をかける

根子岳が見えてきている

中四阿と青空。この下りも見どころ満載だね

なんともいい!!

この感じ。真ん中の緑がアクセント

巨岩と青空と草紅葉

根子岳の全貌。こっち側だけが崩れているのが分かる

青空とダケカンバ。キラキラ

四阿山頂上も何となく。斜面の紅葉は今が旬。この景色にここで長い一服

今日もいい物見せてもらったな

麓の白樺も真っ黄色。一瞬の輝き

川に沿った登山道。すごく変化があるコース

周回して真横から戻ってきた

今日も無事登山を終え菅平高原のソフトで締める

渋滞の軽井沢街道を通過し何とか新幹線に飛び乗る。少し焦ったので帰りは釜飯に決定

■タイム
09:35　菅平高原牧場登山口出発
09:52　展望テラス　
10:52　根子岳頂上(カレーパン)
11:26　大すきま(根子～四阿コル)
12:04　四阿山稜線分岐
12:22　四阿山頂上到着(おにぎり)
12:33　下山開始
12:48　四阿山稜線分岐
13:16　中四阿
13:44　小四阿(煙草タイム)
14:20　渡渉地点
14:25　牧場最上部
14:35　菅平高原牧場登山口到着
　※登り 2時間47分、下り 2時間2分

■GPSログ（距離：10.67km、高度の上昇/下降：1051/-1051）


■勝手に難易度指数：33points

■感想、反省等
・いや～いい山でした
・登り口の高原の雰囲気からして夢のような場所です
・根子岳の植生が素晴らしく思わぬ花にも出会え感動です
・登り下り全く飽きずに歩くことができる山だと思います
・最初から標高が高いので樹林帯が極端に少ないからです
・皆さん登山マナーが良く挨拶やすれ違いのルールGOOD!
・特に地元に愛され大切に守られている印象です
・反省点としては景色に見とれ軽井沢渋滞甘く見た点です
・もっとゆっくり登山を楽しめるだけの時間が欲しいです
・東根山のログと違いなんだか鼠のような形です