尾瀬-景鶴山・・・原、鹿、山椒魚、熊、歩荷、山岳ガイド、、、もうもう大満喫
たいてい遠征は単独行なので今回は家族サービスです。しかし、3度目の尾瀬は予想外の好天にも恵まれ、更に珍しいものを沢山拝むことができたので、とてもよい旅となりました。
山登りはあんまり好きじゃないけどいつかは尾瀬に行ってみたい・・・という家族からのリクエストに応じ、金曜の仕事終了後ピンポンダッシュで群馬に旅立つことに。当初息子も一緒の予定でしたが、急遽都合が悪くなり相方との2人旅へ。因みに将来のキャンピングカー車中泊の旅に向けた練習も兼ねます。さてどんな感じになることやらです。
■記録
仕事終了後18:00自宅を出発。いつものごとく東北道、日光街道等を乗り継ぎ、登山口バス乗場のある群馬県片品村へ向け6時間超えのロングドライブ。日光いろは坂をクリアし途中戦場ヶ原を過ぎた辺りから何度もニホンジカと遭遇。その都度急制動で事故回避なり。とっても緊張感のある深夜ドライブだ
片品村戸倉尾瀬駐車場に着いたのが夜中の12時半。4時間位寝れたかな・・・と言う程度だが案外眠りは深いかも
5:00起床し朝ごはん作って6時半の尾瀬行バスに乗り込む。曇り後雷予報だが巻積雲、巻層雲も出ていて今のところいい天気
20分程で鳩待峠着。懐かしい~な~
みんな撮る看板の前でパチリ。天気よくてホント良かった。でも午後は雷もある予報なんで早速尾瀬ヶ原へ向かう
登山と言ってもいきなり下り。尾瀬ヶ原は鳩待より低いのだ
結構標高差200mの下り。帰り登り長いだろうな・・・と相方心配する。でもこの雰囲気見ればテンション上がってくれるはず^^;
山の鼻到着。どこか都会っぽい。帰りはここで昼飯だね
旅館も3件ほどある。全館風呂付と言う何とも贅沢な山小屋
では尾瀬ヶ原へ。いきなりワタスゲの群落がお出迎え。テンション上がる~
良すぎる。何とも贅沢だ~
至仏山と相方😁
相方がここならば何度来てもいいみたいなこと言い出す。晴れてホントいがった💦
ナガバノモウセンゴケ。カキツバタの群落中に生えている
出ました逆さ燧。前回来た時は霧だったので感無量!!
逆さ燧と私^^
牛首の下を流れる小川。藻類がとても奇麗に見える
あれが今日目指す300名山の景鶴山。目指すと言っても登山禁止なので一番近い麓まで行ってみることに。それで登ったことになるらしい
これぞTHE尾瀬って風景。山と湿原とそして「来訪者」もこの風景の一つの重要な構成要素なのである
ワタスゲが凄い。いいところに木道を回してある
イワヒバリ?カヤググリ?いろんな鳥の声が響き渡る
メインストリートを3/4位歩くと竜宮小屋に到着する。ここで一服なり。残念ながら小屋は準備中で入れずだった
少し休んでヨッピ橋方面へ左折。ここは初めて歩くのでワクワク
正面の景鶴山麓へ。この支脈は人も少なく静かな歩きができる
ヨッピ橋着。あれが噂の吊り橋か
色んな人が撮影中。みんなして楽しそう^^
でここが景鶴山に一番近い場所。300名山に登ったぞ、いや来たぞ😅
一応記念撮影。立山以来かな~😁
では戻りまっす。振り返って燧ヶ岳とニッコウキスゲの群落。新鮮だな~
おっ歩荷さんだ!!ご苦労様で~す
スゲーーーーっす!! 3度目の尾瀬で初めて見た
いや~いいもの見れたな・・・と思ってたら
2人目とスライド。これまたスゲー。東電小屋まで行くのかな?
あ~良かった。牛首分岐まで戻った。平らな木道の路だけど結構距離歩いてる
珍しい青いイトトンボだなと池塘を撮っていると・・・
何やら底で動くものが!! 手もあるね
山椒魚でした。これまたいいものが見れたぞ^^
巨大化したミズバショウに埋もれる登山者たち・・・ん?聞いたことある声が。なんとテレビ出演で有名な山岳ガイド中島正二氏ご一行の団体さんだった。これまたラッキー
色々な風景が見られた尾瀬ヶ原に別れを告げ山の鼻にモドル
中島さん(写真右の白髭の方)ご一行もほぼ一緒。ガイドノウハウを垣間見れたのでラッキー。でもでも更に、この後鳩待峠手前で団体さんの中に歩けなくなった方がいて、実は荷物持ちのお手伝いをちょっとだけさせていただいた。その際お話しもできたので自分としては感無量だった😁
山の鼻の風景。とても賑わっている。さすが尾瀬!!
帰りの登りに備えレストランでタンパク質を補給
いや~尾瀬満喫である
登りの途中なんか賑わっているなと思ったら・・・なんと5m先の茂みに熊!!
なんか食ってる。おいおい写真など撮ってる場合か?
こっち見てるし💦今日は熊鈴もスプレーも持参せず。でも慣れている熊??? 多くの観客の前で堂々と何か食べていたのである
登って鳩待峠到着。バスの待ち時間かき氷で反省会なり^^面白かったな~
最後までいい天気。と言うことはかなり暑かったということ。なんせここは群馬県。近くの温泉で汗を流し、さて6時間のドライブへ
■タイム
07:01 鳩待峠出発
08:07 山ノ鼻(休憩)
08:18 尾瀬ヶ原入口
08:40 逆さ燧
08:50 牛首分岐(休憩)
09:15 竜宮小屋(休憩)
09:54 ヨッピ橋(景鶴山)到着
10:32 牛首分岐(休憩)
11:15 山ノ鼻(昼食)
13:05 鳩待峠到着
※登り 2時間53分、下り 2時間59分(景鶴山から)
全行動時間 6時間4分
■GPSログ
距離12.95km、高度の上昇/下降325m/-325m
※ログ録り忘れで距離1.2Km、標高124mをプラス
■勝手に難易度指数
22points
■感想、反省等
・鹿で始まり熊で締めたという感じですね(笑)
・しかしあの後皆さん大丈夫だったのかな?
・尾瀬では熊も穏やかな性格になるということなのでしょうかね~
・雷雨覚悟で臨んだ今回の尾瀬行は蓋を開ければ晴天なり
・お陰様で無事行ってきましたーと言う感じです
・でも強行遠征は疲れによる交通事故が一番怖いですからね
・これからも体調万全で望まなければと改めて思います
・相方は次は違うコースから来てみたいなどと言っています^^
・山に興味が無くてもそれだけの感動を覚える特別な場所なのです