さかのぼり投稿第7弾!!
26年の登り納めは、なんと長野県の軽井沢でした。
わざわざの登山旅行ではなく、恒例の年末家族旅行のついでに山に登った・・・ということです。しかし「ついで」という割には収穫多き、かつ、感動の登山となりました。
今回の目的地は、軽井沢にある「離山」という山。標高1200mほどの決してメジャーな山ではないようですが、あの浅間山が間近に見える鑑賞スポットということで、密かに下調べをしていました。東北新幹線と長野新幹線を乗り継いで、昼前に軽井沢到着。その後、旧軽井沢や軽井沢銀座などひととおり観光し、14:00頃「ちょっと、ひと登りしてくるからヨロシク!」ということで家族と別行動となりました。
■記録
お洒落な店が並ぶ旧軽井沢。おいしいランチを食べ、歴史ある教会や美術館を巡り、ここで家族と別れ単独行動に
わくわくしながら登山口のある雲場池方面に向かう。昨日の疲れは全くない。なかなか珍しい旧軽ロータリーという交差点へ。右に曲がる
雲場池を通過し、精悍な住宅街を進んでいくと、離山別荘地の看板が現れる。実はここを左折するところを、間違えて右に曲がってしまい、途中で引き返す羽目になった^^何分始めての場なもので・・・
ここは、高級別荘街。どんな人たちが所有しているのか、一つ一つが大きなペンション風の別荘が並ぶ。そして目指す離山が見えた!
別荘地の中を進むと、いよいよ登山道に突き当たる。ノート式登山届けに記入し登り始めた
広々とした立派な遊歩道。沢山のトレースがある。気温と積雪は岩手と同じくらいかな?但しコチラは、標高が高く軽井沢自体800m近くもある
しつこいくらいの九十九折の道を進むと、分岐点に差しかかった。左はトレースが無いようなので、右の道を選択。周回コースになっているようだが、雪があるので今の時期はピストンのようだ
ややっ、日が傾いてきている。急がねば帰り暗くなるかも・・・。でも気分的にはゆっくりと堪能しながら登りたい。この林越しの少し翳った太陽が印象的だった
頂上見えた!先客がいらっしゃる。
そして、頂に来て初めて目に飛び込んできたのがこの浅間山。"どーん"と言う感じで迫る。凄い存在感だ。聞きしに勝る名山である。鞍掛から見る岩手山と比べてしまう。いい勝負
そして、あれはなんと八ヶ岳連邦ではないか!これも初めまして・・・である。そして奥秩父山系まで見えていた
更に、あの遠くに並ぶのは、き、北アルプスだ~!あの尖っているのは槍ヶ岳!穂高とか乗鞍まで見えた・・・感動ものだ。あ~この日に来てよかった
この先行者の方は、地元長野の山岳カメラマンだそうで、浅間山の定点撮影をされていた。何でも軽井沢プリンスホテルの専属とのことで、PR映像を撮るために何時間もここにいるそうだ。しばらくお付き合いしていろんな話を聞く。楽しい時間
再び浅間山。その雄姿は夕陽に映え刻々と色を変えた。山頂付近に降り積もった雪がキラキラと揺らいでいた
名残惜しいが、日も落ちてきた。先行の方に挨拶して、岐路に立つ
登山ポストまで降りてきた。カメラマンの車。何時まで粘るのだろうか・・・
今日は軽アイゼン大活躍だったな
宿泊のホテル付近から。離山とその奥に浅間山。さあ腹も空いたので夕食が楽しみである。ビールが飲みたい
■タイム
14:03 旧軽井沢出発
14:15 雲場池通過
14:26 離山別荘地入口
14:51 離山登山口
15:20 離山山頂、休憩
15:45 下山開始
16:11 登山口
16:55 ホテル到着
※登り 1時間17分、下り 1時間10分
■GPSログ(距離:10.1km、高度の上昇/下降:392m/-416m)
■勝手に難易度指数:18points
■感想・反省点等
・反省点は家族にチェックインさせたところ。一応登らないかと誘ったが「いってらっしゃい」。昨日の今日でよく登るな・・・といったところか。
・新幹線からいろいろな山が見えた。蔵王、吾妻山、安達太良、男体山、那須連邦、筑波山、赤城山、谷川岳、榛名山・・・
・見たい山全部見ることができて大満足。言い尽くせないぐらい感動の山行となった。
・いつかはアルプスや八ヶ岳。
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