安達太良山・・・ほんとうの空を見に行ってきました
今年の目標ということで密かに計画していた安達太良山。ついに行けました!今年は無理かもね・・・と思っていたところ、「今日は小春日和間違い無しの天候」ということなので、思い切って休み(先週末の代休)をとって昨夜出発しました。
登山では初めてとなる車中前泊。気合いです。夜8時に家を出発(もちろんちゃんと断って^^)し、3時間半かけて麓の土湯パーキングに到着。早速寝ようかと思いきやこれが寝られない。ウトウトしたかな・・・と思ったらもう夜明けでした。完全なる寝不足登山です。
■記録
道の駅土湯。放射冷却で寒かった。しかしながら満天の星・・・久しぶりに見たな
夜明け前の阿武隈山地。神秘的
まだ日の出前だが、今日は夕方から約束があるので早めの行動。この時点で自分が最初の登山者のようだ
沼尻スキー場最上段から。なんと磐梯山がすぐ目の前に。近い
吾妻連峰も朝焼けに染まる
白糸の滝。写真ではまるで表現できないがかなりでかい。白糸なんてもんじゃ
この沼尻コース。急登だ。いや、あえて困難な道を選んだんだからしょうがないか
おっ、お目当てのものが見えてきたかな
フリーズ。登山道も霜柱で歩くたびコリコリ言う
出ました!沼の平。いや写真では到底伝わらないと思うが驚きのスケール
南方を見渡せば見事な雲海
そしてこの岩稜と火山の山。白砂の登山道だったり
こんなとことか
こんなとこを歩き続ける。ゾクゾクする
で、牛の背というところの分岐に到着。まさに別世界
ここを歩いてゆくんですぜ。至福の時間だ
振り返って。お~あんなところを歩いてきたのだ。少し偉くなった気分
そして、目指すは安達太良山。典型的な溶岩ドームの山頂。三ツ石をでかくしたような
思わず手を合わせたくなる、ほんとうの空だね
登頂!ギュイ~ンとかき鳴らしたくなるような。頂上独占
山頂からの景色
鋭い三角の磐梯山と巨大な山塊の吾妻連峰。その間に唯一雪を被った飯豊連峰
可愛げなお地蔵さん。手を合わせ般若心経を読む
完璧な構図の沼の平。「なかなか無いでっすよね」「なかなか無いです」
コルまで降りるとあの有名な黒金小屋が見える。今回マニアックなルートだったけど次回はあっちから
さて次は鉄山だ。大きく立ちはだかる
ナバロンの要塞だな。結構な登りだ
勇気が必要なショット。12秒以内にあそこに立たねばならない。3回目にして
鉄山から見下ろす風景
そして周回コースへ。避難小屋と箕輪山(右手前)が見える。奥の塊は吾妻連峰
中は部屋だけ。トイレは無い模様。しかし個性的
ここからは歩きにくい灌木帯
途中あったオブジェ。「石楠花の塔」と書いてある。二度と忘れないような秀逸デザイン
さてここからが問題の下り
まず現れるのがこの胎内岩。膝を突かなければ通れない。精神的にやられる
その後は物凄い岩稜の下りとザレガレの連続急降下となる
非常に危険なトラバース。落石に注意だね
しかも硫酸ガス地獄もあるようなので慎重かつスピーディーに通過しなければ
湯の花採取場到着。ここまで来れば安全地帯。楽しかった
ここから温泉を引いているんだ。いわゆる湯畑だ。それにしても大胆な引き方。硫黄臭も強烈
下りほぼ終点までこのパイプラインと長~いお付き合い
あ~楽しかった。また明日も来てみたいと思う。でもさすがに今日は疲れた。脚に来ている
さて、後は居眠り運転ないように帰りましょか
■タイム
05:56 沼尻登山口出発
06:10 沼尻温泉スキー場天辺
06:27 沼尻鉱山跡(湯の花採取場)分岐
07:42 船明神山
08:01 牛の背分岐
08:11 安達太良山頂上到着
08:31 下山開始
08:41 牛の背分岐
09:02 鉄山
09:19 鉄山避難小屋
09:25 石楠花の塔
09:44 胎内岩
10:39 沼尻鉱山跡(湯の花採取場)
11:04 白糸の滝
11:09 沼尻登山口到着
※登り 2時間17分、下り 2時間38分
■GPSログ
距離:11.7km、高度の上昇/下降:905m/-905m
■勝手に難易度指数
30+3(ザレガレ度)=33points
■感想、反省等
・とっても燃焼した気分です
・今年最大の感動を味わった感じです
・人気の山。十分分かります
・このコースはその中でも面白いコースかも知れません
・大きな山では無いですが全ての要素が詰まっています
・岩登り、急登、ガレ、地獄、渡渉、鎖場、眺望・・・
・伝えきれないす。また来てみたい山に選定!!
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