登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

国見笹森山

国見笹森山・・冬の休業前に未踏の山へ

国見温泉ももう冬支度。どうやら来週辺り通行止めに入りそうですので、その前にちょっこし未踏だった笹森山→国見峠を歩いてみました。今日は祝日ということで温泉宿は結構混んでました。みんな冬季休業が名残惜しいかのよう。今年最後の湯治といったところでしょうか・・・

■記録

こちらは登山者用駐車場。午後から回復傾向の天気予報なので、これまた今シーズン最後の秋駒に向う登山者の車で満車だ

準備が整いさて行くか!なぜかトイレから

秋駒へ向う人を横目に自分はコッチから。何も表示なし

最初沢に向って急降下し渡渉地点へ

渡渉後は急な登り返し。ここもまた意外にしっかりと手入れされた登山道

真横に国見温泉を見ながらの登り

その後頂上への分岐を過ぎ5分も歩くとマイクロウェーブ電波塔出現

笹森山到着。995.65mだ。今日は雪が無い。現在のスノーラインは1200m位かな

これは「セルフかけたら風でカメラが倒れたので戻ったところパシャッ」の図。でもなかなかのアングルなので採用^^

なぜかプレートにお参り

次に向かうは国見峠。一旦下山し分岐まで

下り際結構ビックリさせられた大アザミさん。思わず「ぅを!」と声を発する

ガスに煙る国見峠。峠というよりも結構なピークである

国見峠到着。立派な石柱に「従県北東盛岡領」と書かれてある。何時の時代なのか、ここは現在の国道46号仙岩トンネル開通前の前の古の路。この峠は貝吹岳経由で盛岡領に向う人と途中国見温泉に向う人の分岐点だったようだ

峠から見える景色。晴れていれば・・・とも思うがなかなか幻想的。当時往来した人々も一旦ここで足を止め、この光景を見とれたに違いない

ヒヤ潟(貝吹岳方面)に向け下山する。枝が張り出してトンネル状態の登山道。しかしこの路は長年踏み固められた路なので、非常に安心感がある

霧の中に突如現れる鉄塔。これが見えるとすぐに舗装道に達する。なるほど、古の路は現在電波等や鉄塔のメンテナンス路として活躍しているようだ

見覚えのあるところに出た

分かりずらいがヒヤ潟。結構大きな沼だ

さて後は退屈な舗装歩きだな~

すると、あ~やっぱりな。いい天気になってる。秋駒上まで見えてるし。・・・そういえば思い出す・・・1970年の噴火を家族で見に来た記憶。多分ここだったと思う。確か切り返そうとしてこの右の崖下に転落した車もあったはず

ほんの一時前に登った笹森山も頂上目視!

という事で懐かしのゲートに戻って来た。誰とも会わなかったので恐らく貝吹岳に向った登山者の車1台

2.6km舗装を歩き今日も無事下山できた。最後登りだったけど

集団がこんな時間にこんな所で昼食中。察するに秋駒風強くて途中で断念したんだな。ふっふっふ

今日の岩手山系。いい天気。今日のヤマレコも大賑わいかな。ふっふっふ・・・

■タイム
10:21 国見温泉登山口出発
10:26 渡渉地点 
10:42 笹森山分岐
10:47 笹森山頂上到着
10:53 下山開始
10:55 笹森山分岐
11:04 国見峠
11:22 ヒヤ潟
11:44 車両進入禁止ゲート
11:56 国見温泉登山口到着
 ※登り 24分、下り 1時間3分

■GPSログ(距離:5.88km、高度の上昇/下降:392m/-392m)

■勝手に難易度指数:14points

■感想、反省等
・いや、歩けてよかった。なんかスッキリした感じです。
・天候は最近全然関係なくて「登れれば良し」なのです。
・ですので、一寸でも陽が出たときの感動・・・これ一番。
・意外・・・にもいい路でした。国見峠からの眺めはいいですね。
・晴れれば笹森山は秋駒のビュースポットなのかもしれない。
・久しぶりに歴史の路を歩いた気がします。

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