鳥海山・・・山の日にわざわざこの山にリベンジ
※百名山カテゴリー中複数回登った山は代表1座のみ掲載とします
今日は山の日です。近くの東根山でもなく岩手山でもない鳥海山なのです。理由は単に天気が良さそうな予報だったからですが・・・。
金曜の仕事を終え、家に帰り風呂に入り夕ご飯を食べてから20時過ぎに出発。3時間のドライブで登山口の象潟市鉾立に着いたのが23時過ぎでした。ザーザーと雨が降っています。仕様がないのでビールを飲んで車中泊。雨音で最初寝つきが悪かったのですが、まぁたっぷり4時間は寝られましたので良い方です。さてそれでは雨の中ですが行きますか・・・
■記録
深夜の峠。ガスです。しかも前方視界10m。そして次の日目覚めると雨止んでまへん。それでも登山者の車満杯。それだけが救いだ
カッパ着込んでそれでは参るか
しばーらく石畳を歩く
チングルマの群生見事。雨でもしっかりと咲いている。生きている時間を謳歌してるんだね
花道の賽の河原を過ぎてまたまたしばーらく石畳を行くと
御浜小屋から眺める鳥海湖。素晴らしい景色だ(泣)
向う先もガス、霧雨、視界悪し
大きくアップダウンして八丁坂。標識だけが今日の楽しみ・・・
七五三掛という辺り。登山者が多いのがホント救いだね
千蛇谷コースを選ぶ。せめて歩きやすそうな方へ・・・
今回唯一の雪渓ポイント通過。案外ツルッツルであった
想像していたより激しい登りだった。景色が見えないので黙々と。皆さんも黙々である
最後の急登を凌ぎ御室小屋。新山は・・・霧の中。まず登るか
濡れているのでとても滑る。慎重に・・・
いったん大きく下る所。ここは初めて通る。おっ・・・頂上が見える。何かしら明るい気がしないでもない・・・
何~!!トンネルを抜けるとそこは・・・青空だった
なんと瞬間的にガスが取れたようだ。こんな経験初めて。山の天候恐るべし
と言うことで2回目の鳥海山登頂!!
いや~、先程までの雨は何だったのか。心も晴れ晴れ
下りは別コース。胎内くぐり無事通過
決して次の日ではない。同日なのだ。何と言うことでしょう
この景色見ながら昼飯。先程までは全く想像してなかったな
間違いなく同じ日なのである
よし。帰りの楽しみも出てきたな。早速外輪山コースへ。「七」は七高山の意
途中の雪渓ポイント。大分溶けて池塘化している
晴れると途端に暑くなる。太陽が「カッ」と言う感じ
七高山分岐通過。今日は七高山には行かず外輪山へ
いいんでないんですか
新山と御室小屋周辺の全貌が。こうしてみるとミニチュアの街のように見えるね。新山は崩れてきているのが解る
稜線はこんなところもあるが
基本的に緩やか~に下る感じ。鬼ヶ城と比べてしまうがもっとソフトな登山道だ
時々遠方に現れる雲海と草原。月山とかはさすがに見えない
てんこ盛りヤマハハコ
振り返って今歩いてきた稜線と新山
何度も書いてしまうがいい天気になったな
炎天下の登り返し。暑いけど気持ちいい
何度も振り返ってしまう。荒々しい火山と広い草原の裾野が真に壮大である
おお~これが鳥海湖か~!ここにきて感動だな
NHK百名山のロケかな??大急ぎで登るTVクルー
御浜小屋到着。このメニュー表みて500円だが迷わずコーラを買ってしまう自分がいる。でも最高に旨かった
いい景色だが、それよりもこの天候急変、地獄と天国の対比というか、山の天候に感動を憶えたのである。そう言えば苗場山はこの間逆だった
それにしてもこの石畳。足に来るね。沢の中にも石畳。素晴らしいがなにもここまで・・・
日本庭園的な賽の河原。そう言えば10数年前撤退したのがこの辺だったかも。憶えている
無事登山口に帰るが・・・なんとここは霧雨の中だった。今朝と変わらず。やはり山の天候恐るべし
タップリ汗を掻いたので塩分補給。山で食べるラーメンはどこも美味しく感じる
■タイム
05:20 鉾立登山口出発
06:20 賽の河原
06:47 御浜小屋
07:07 御田ヶ原
07:23 八丁坂
07:35 七五三掛
07:42 千蛇谷・外輪山分岐
07:49 雪渓
08:43 御室小屋
09:00 鳥海山頂上新山到着
09:31 御室小屋(昼食)
09:49 下山開始
09:59 七高山分岐
10:52 文殊岳
11:10 千蛇谷・外輪山分岐
11:50 御浜小屋(コーラ)
12:58 鉾立登山口到着
※登り 3時間40分、下り3時間9分
■GPSログ(距離:15.57km、高度の上昇/下降:1525m/-1525m)
■勝手に難易度指数:44points ※ログ飛び修正
■感想、反省等
・繰り返しますが山の天候恐るべしです
・どう変化するのか分からないのが山ですね
・準備は万端にすること間違いないですね
・荷物は重くなりますがこの逆も然りです
・鳥海山この王道ルート初めて登りました
・いつかは来て見たいと思っていましたので感動的です
・いろんな意味で勉強になった山行でした
・単独の男性が多かったように感じます
・100名山ハンターか?早くて着いてけない人多いです
・あ~知られざる山の数々。行きたいな~
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