今日明日は最悪の雨模様。これから7月下旬位まで山登りには最も適さない季節を向えてしまいましたね。そんな天候にも関わらずどこに登ろうかと昨晩から思案にふける自分がいます(笑)悩んだ結果、天候不順とは言え雷を伴わないシトシトと降る雨だったらば合羽を着ればなんとかなる。そして移動時間は長くても山行距離はそれほどでも無い場所・・・以前から計画していた堺ノ神岳大川ルートに決定です。新里の和井内ルートの線もありましたが、未舗装とのことで土砂崩れなどのリスクも考慮、更に知り合いから「藪漕ぎだよ」と聞いていたので、長距離だが確実性のある大川ルートを選択。早速朝7:00出発します。
■記録
今回は大川ルートという事で、参考までにアプローチの記録も書いてみる。R106号から松草地区を左折し県道171号へ。ここは、今年の春に来た青松葉山登山口。なんか既に懐かしい
峠を岩泉町に入った後、こんな感じの一車線舗装路を延々と下る。40km位はあるだろう。とにかく雨の中延々と走る。途中釣り人がチラホラ。餌を売っている店も見えた
やっとポツポツ集落が見えてきた。釜津田地区辺りか。大川地区はまだ先
すると、いかにもという感じの分岐点があり、立派な看板が出ている。これを右折(盛岡側から来れば)する
未舗装とは言え立派に整備された道だ。但しスピード抑え目で行かないと岩が露出しているところも多いので下擦り&パンク注意だ。自分も2,3回ズシャーッ。それと、伐採作業している日があるようだ。その日は通行止めらしい。土日であれば多分OKかな?
8kmほど行ったヘアピンカーブが登山口。ここまで2時間オーバー。長かったな~
さて。ふ~、行きますか。いきなり気が重い感じの入りだな。雨だし暗いし誰もいないし、藪っぽいかな~
先入観。登山口こそ腰が引けたものの、全般的によく整備された登山道だ。落ち着いてみると、なるほどさっきの登山口の表示の「3」は三合目という事らしいなどと考える余裕も
こんな風に看板が沢山あって、とっても親切な感じ
え~、こんなところにハクサンチドリさんが。2株だけ確認できた。確かにここは既に1000m近いところではある
少し急なところは階段も作られている。地元の人たちの苦労に頭が下がる思いで登る
七合目まで来た。ここは元牧草地?ここだけが俄かに開けているポイント。それにしても雨強くなってきたし、風も出てきたな~。さっさと行こう
途中分岐があって湧き水経由と書いてあるので、遠回りかも知れないがそのとおり進んでみる
九合目の湧き水長寿の水を少し頂き、ふと先を見ると10m先に十合目看板が・・・しかもガンバレと書いてある。この山は何合目まであるんだ??
十一合目で赤い鳥居が現れたぞ。ここは和井内ルートとぶつかる所の分岐点。まぁいいっか
頭を下げて最後の登りだ。土砂降りになってきたぞ。急ごう
ここは御影石の変則階段。下りスリップ要注意地点
着いた~。堺ノ神岳到着。いい天気だぞ~
この祠にもきちんとお礼参りして
実はこんなスタイルで登ってきたぞ。合羽とヘルメット無敵だぞ。でも汗汗だぞ
嵐の中岩にへばりついているミヤマキンバイさん。がんばれ~
いい山頂じゃないですか。チームTIGERのO川君は多分コッチ方面から登ってきた筈。悪天候で長居できないのが残念だが、この山の素晴らしさは十分に感じとることができた
土砂災害が起こる前に撤退だ。帰りは登山道のほぼ半分くらいが川と化していた。完全にケッパリ状態、もうどうにでもなれ・・・長靴だよね今日は
■タイム
09:35 岩泉大川登山口(三合目)出発
10:00 六合目
10:06 七合目
10:15 九合目
10:14 十号目
10:21 十一合目(鳥居)
10:26 堺ノ神岳頂上
10:33 下山開始
11:05 登山口到着
※登り 51分、下り 32分
■GPSログ(距離:5.32km、高度の上昇/下降:305m/-305m)
■勝手に難易度指数:12+1(ケッパリ度)=13points
■感想、反省等
・頂上は一体何合目だったのか。
・ポイントと考える方が正解です。
・和井内ルートばかり情報が多いけど、このコースGOOD
・よく刈り払いもされ、地元の意気込みが十分伝わります
・頂の素晴らしさと変化のある路。天候の割りに楽んだす
・アプローチ長し。岩泉の観光と合わせ1泊観光いいかも
・そうか。岩泉から来た方が早かったんだ
・雨の中の登山も勉強になりました
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