東根山域でまだ歩いたことが無かった南からの尾根を攻めてきました。バリエーションルートの発掘やトレランコースの延伸という理由も無くは無いんですが、kzyさんが見つけた古地図によると袖滝沢を囲む二つの尾根上に気になるイベントが見当たりましたので、この残雪期に一度歩いてみたかったのです。
朝8時にラフランス登山口に集合し1台をデポ。kzyさんの車にて紫波雫石線(現在は途中で通行止め。復旧の見通しは無し)へ。取り付きを探しスケートリンクのような路を行ったり来たりウロウロ。結局なかなか見つけられず出発できたのは集合から45分後でした。
■記録
危険極まりないアイスバーンを2往復し何とか取り付きを発見
うっすらと分かる作業道を見つけこの地点からアタック!!
いきなり胸突き八丁の急登である。作業道も消失してこれはもう直登しかないということで一気に
下を見ればこの通り。かなりの角度である
汗だくで南尾根南端に到達。岩にペンキで赤い矢印が書いてある。この辺にしては珍しいな~とか言いながら先へ
東根山を北に見ながら進む初めてな感じ。いいね
最初のピーク。何やら意味ありげな岩がある。しかし調査の結果紛れも無い岩であった
国土地理院の地図に表示されている実線林道に出合う。この下は恐らく崩壊
尾根上は雪と藪が若干あるも予想通りまともな方。昨日は参ったな~と思い出す
下山は袖滝沢を挟んで対峙するあの尾根を下る予定
そして袖滝林道(正式な名前は分からない)に合流。ここも廃道で既に薮化が進んでいる。崩壊箇所もありお勧めはできない
今日もいい天気だね~。青空っていいね~
本日のピーク袖滝の清水にて
清水分岐(ショートカット)着。ここからもう一つの南尾根へ。いわゆる南進する。ここは実質上の十字分岐
ここも未知の道。念のためスノーシュー装着
ピークファインダーにて。須賀倉山など確認
546.6m三角点西のピーク到着。立派なナラが立ち並ぶ広場で箱ヶ森を思わせる平らなスペース。ここに山小屋でも建てたい感じ
南尾根をどんどん南下。先程の尾根よりも随分と歩きやすいが、広いので迷いやすくもあり。地図は必携だ
ラーメン畑やラフランス温泉が見える。いい尾根だね
南尾根最南部へ。ここもかなりいい感じの広場で間伐もされていて気持ちのいい場所
こんな所あったのか~。立派な管理道があるではないか
道は九十九折に切ってある。いやー気持ちがいいところだね~。意外・・・
なんと椅子まである。ここは一服峠と名づけよう^^
ここにももじゃもじゃ展望地が・・・
これはもう立派な登山道じゃないっすか。感動的
何処に出るか楽しみに下山。あ~やっぱりあの神社の脇だったか~。これは知らなかった。来て見るもんだね~
結局は大分東へ来てしまったので県道をテクテク戻る
途中からスケートリンクへ
アイゼン装着!!滑落注意^^これはkzyさん。自分は軽アイゼン
多分これが袖滝だと結論づける。いつかこの上覗きたい
今日も無事帰還する。ご苦労さんした
■タイム
08:43 県道紫波雫石線路側帯出発
08:58 南尾根南端(仮称矢印岩)
09:21 名無し岩ピーク(仮称寺院跡)
09:34 旧林道(図上表示)出合
09:36 511mピーク
10:14 590mピーク
10:22 袖滝清水林道合流
10:30 袖滝清水
10:48 袖滝清水分岐
11:03 546.6m三角点西ピーク(仮称ナラ広場)
11:31 500m直下広場
11:59 作業道折り返し点(仮称一服峠)
12:02 仮称もじゃもじゃ第2展望地
12:16 仮称沢内川神社(県道紫波雫石線)
12:50 県道紫波雫石線路側帯到着
※登り 1時間47分、下り 2時間20分(袖滝清水から)
■GPSログ(距離:6.45km、高度の上昇/下降:520m/-520m)
■勝手に難易度指数:19+5(アドベンチャー度)=24points
■感想、反省等
・こんないい天気に探検登山。我々も物好きですな^^
・行って見なければ分からないってことですね
・充分歩けるコースだと思います
・特に袖滝沢の東南尾根はいいですね
・尾根までの間はかハイレベルな管理道あります
・蛇石コースを上回るかと思えるような立派な道です
・昔往来していたんでしょうか?
・尾根上もいい感じの広場が2つもあります
・しかしながらこれを登山道とするには勇気が必要ですね
・いろいろと許可のハードルが高そうです
・しかしまぁなんかスッキリした山行でした
・次はいつか風穴と小地獄の発見ですかな?
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yassy
kzy555
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