1960年代生まれの音楽メモ。

好きな音楽やあの時観た映像をクリップしておくブログ。

Crossroads 2007。

2013-10-05 06:54:19 | 音楽
こんな感じ。

オリアンティはBeat Itの人

なぜか4曲目のNadiaで涙が出る。ジェフ・ベックが、最後に、少年のような眼をする。最初、タル・ウィルケンフェルドはいわゆるところの「小娘」のポジションなのかと思ったら、最後はジェフを見守ってさえいるかのようだ。

ところで、ジェフとタルの絵は、悪趣味で下品?敬意と気品?自分の周囲では、両方聞こえる。画面のなかの、男どもがいい表情(かお)をしていることだけは間違いない。

Orianthi Crossroads 2007.
Jeff Beck with Tal Wilkenfeld at Crossroads 2007 Live
Medley - Jeff Beck Live with Tal Wilkenfeld on Bass and Vinny Colaiuta on Drums
Jeff Beck - Nadia - (Live at Ronnie Scott's)


再び。 - オリアンティのプレイは、これを思い出させる。
再び。 - 演奏者の表情のやりとりと、観客の反応。ジェフとタルたちの演奏は、これを思い出させる。ドラムがたくさん叩いて盛り上がってたり、前面楽器が自由に歌ったりしているときに、曲の節目などに、テンポはこれだ、いま私たちが居るのはここだ、と灯台の役目を担うのはベース。相手の気持ち(演奏)を見ながら、照らし示す(迷子にならないように)。バンドを「引っ張っている」のは偉大なビッグネーム・ジェフだけど、アンサンブルを「ベース」で支えているのはベースプレイヤー・タルだ。この場合、ジェフが男性でタルが女性だけに、まさに「女房役」って感じ。ハービー・ハンコック達の場合は全員がビッグネームだし、マーカス・ミラー・プロジェクトの場合はマーカスがビッグネームだけど(ビッグネームが比較的無名のプレイヤー達(1人をのぞいて)を大勢の観客の前に紹介するって感じ)。横ノリのベーシストって、かあっこいい。

オリアンティ、タル、2人ともオーストラリア出身、それぞれ1985、1986年生まれ。オーストラリアというと、自分は、最初にはこれを思い出す。