貴景勝、千秋楽で豪栄道に土

貴景勝がこの15日間頑張ったのがフイになるような一番だった。

立ち合いから勢いがある豪栄道。これに引きで対応しようとした貴景勝だが、豪栄道は土俵の外まで貴景勝を押し出して豪栄道の圧勝。


千秋楽で大関豪栄道の意地を見た。初日から四連敗を喫した相撲も内容は決して悪くなかっただけに勝ち星が上がらなかったことが不思議なぐらいだった。

勝ち越しも横綱白鵬の不戦勝で決めてしまっただけに気分は7勝7敗で挑んだ千秋楽だったんだろう。そんな悔しさいっぱいの今場所をどうにか食い止めた一番だった。

来場所、大関豪栄道の巻き返しなるか？ 楽しみである。

関脇玉鷲、34歳で涙の初優勝！

優勝はともかく、遠藤との取組はあっけない幕切れだった。

立ち合いは互角に頭と頭でぶつかり、これからゴツゴツ行くかという所で玉鷲のいなしが決まり突き落としで遠藤に勝ち。
見事、優勝を決めた。

あっけないとは書いたが要は玉鷲が巧かっただけで、遠藤がやられた様子。遅咲きのベテランに差し掛かる力士らしい勝ち方かな。玉鷲的にはあんまりない気がするけど。

片男波部屋としても玉の海以来47年ぶりの優勝らしいし、玉鷲本人としては入門15年目での幕内初優勝となる。

玉鷲は貴景勝と御嶽海には負けたけど間違いなく初場所の主役だった。

これで来場所も存在を示せば大関の可能性も見えて来たかな。

大相撲初場所三賞・殊勲賞に休場した御嶽海

休場した力士の三賞受賞は史上初らしいけど、
引退した稀勢の里に始まり、鶴竜、白鵬、豪栄道、貴景勝、玉鷲と8勝の中身が有りすぎる。

となると、白鵬を破った玉鷲が敢闘賞で、貴景勝が技能賞ね。

御嶽海、玉鷲、貴景勝。
まさに今場所の主役だったね。


出来れば北勝富士もどれか獲ってもおかしくはなかったし、
勝ち越しなら錦木や逸ノ城も忘れちゃ行けないし、もう少し下の番付なら魁聖、矢後、佐田の海、勢、阿炎、阿武咲なんかもかなり健闘してた。

あと少しで終わる。
終わった後にまた振り返りたい。

序ノ口服部桜、1勝で初場所を終える

一つの場所で2勝なるか？

相手が似たような体型の戸谷とあって淡い期待がかかった。

立ち合い合わず、仕切り直したが、お互いに組み合った所で戸谷がジリジリと前に出てあれよあれよという間に寄り切り。服部桜の負け。

今場所は何番が粘りの相撲も見れ、組みの相撲を覚えた様子。来場所、これにもうひと捻り加われば、一つの場所で2勝以上見れるか？

来場所も序ノ口が熱い！！

豪栄道、不戦勝で勝ち越し決める

うーーーーん、十両の豊ノ島はともかく、大関豪栄道がこれでいいのかな？
しかもこれで勝ち越しを決めちゃって。

まあ、本人的にはいいのかな。

で、千秋楽は貴景勝と対戦。

まあ、角番の危機はなくなったから思いっきり当たっていけるかな？