私は読書家ではないと思いますが、それでも時折 本を手にします。
わりと気に入るとその作家のものを続けて読む傾向があって
高校生の頃に国語の教師に、書いている文章が似てきているので
少し読むのをやめなさいと指摘されたこともありました。
すぐ影響されてしまっていたのだと思います。
思考にも影響受けてはだめだと教師としては注意してくれたのでしょう。
読書するのもがーーーーっと読むときもあれば 全く読まないこともある
そんないい加減な乱読です。
そんな私に 二十歳の頃からの行きつけのお店の常連さんが
読んだら捨てていいからね と来店するたびに袋いっぱいの単行本を
渡してくれるようになって すでに1年以上。
せっかくいただいたからにはと読んでいますが、つい最近読んだのが
この「トライアウト」
暇つぶしに手に取っただけだったのですが、気がつけば一気に
最後まで読み切っていました。(寝不足になったよ(^^;)
そういえば、社会人になってからは 森瑤子にはまってほとんど
読み漁りました。ちょっと大人のお洒落でいけない感じの小説。
トレンディードラマが全盛期だったかな。
早くして亡くなられてとても残念でした。
今の私くらいの年齢になった時にどんな小説を書かれただろうか・・
彼女の小説の中によく出てきたフレーズがあって
「傷心と空虚とどちらを選ぶか」みたいな。
私は迷わず「傷心」かな。
「空虚」って何もないってことよね。それは耐えられない。。
傷ついても 何かしていたいと思う私なのでした。
って なんかとりとめのない話になっちゃいました(*´▽`*)