私は今、薄暗い部屋にいます。出入り口は1つだったように思うのですが、カーテンがあちこちにあり、見通しが悪い部屋でした。思えばほぼ密室だったかもしれません。そこに1人の女がいました。何度も染めたような汚い茶色の髪の毛に大きなマスクが印象的でした。女は何か喋りかけてきましたが、マスクのせいで聞き取りにくく辛うじて聞こえたのが「アルコール」でした。何のことか分からないまま私が頷くと、女は用意していた針のようなものをいきなり私に突き刺しました。その瞬間走馬灯のように猫たちの顔が浮かびました。可愛い猫たちよ。どうか元気でいておくれ…
そんなわけで今年もインフルエンザの注射が無事に終わりました。今年は腕の裏でしたわ。そんなに痛くなかったけどね。
そんなわけで今年もインフルエンザの注射が無事に終わりました。今年は腕の裏でしたわ。そんなに痛くなかったけどね。