8月23日
晴。午前6時に起床。午前8時に朝食を摂る。To子さんは用意した朝食をとらず、営養剤を飲んだだけだった。To子さんは幻聴幻視がひどくなり、今部屋から出て行った人が云々… などと真顔で言い出すなどで、聞いている人は当惑するのみなのだ。
介護施設からの電話で介護保険の受給割り合い票を持ってきてくれ、との電話があったので、、To子さんに そのことを言ったら、今日は介護施設に行かない、と言い出したので、介護施設に電話でそのことを告げた。
認知症患者の取り扱いには全くお手上げ状態だ。今後。どおなるんだろう? と考えるだけで恐ろしくなる。この後、どのようなことが起きるのだろうか? 午後、To子さんとアイスクリームを食べながら近年、撮影した写真を見て過ごしたところ、たまたま私達夫婦の結婚式の日の写真が出てきたのだが、それを見てTo子さんは、自分達の結婚式の写真とは思わなかったらしかったので、私がこれは私達の結婚式の日の写真だと説明することになった。
To子さんは結婚披露宴の写真をみても自分が花嫁で私が花婿であるとは思えないらしかったので丁寧に説明してやることになった。説明しながら、現在To子さんが私を何者だと思っているのか判らなかったので、そのことを聞いたら、To子さんは私を亭主だとは思っておらず、どっかの知らないおじさんであるらしく思っているらしことがわかったので驚いた。そして70年間も一緒に暮らしてきているのに、認知症とは大した病気なんだな~と思った。
認知祖 何とも変な 病気だよ 徘徊人okinatchi