イスタンブールでやりたかったことふたつめがこれ。ボスポラス海峡を越えてヨーロッパ大陸からアジア大陸側に渡ること!イスタンブールに来ればボスポラス海峡クルーズはお約束メニューだけど、それとこれとは全く別物。まさに古い時代からヨーロッパとアジアとのかけ橋となってきたイスタンブールの街を、ぜひとも両大陸を隔ててるこの海峡を渡りながら眺めてみたかった。「風に吹かれて海峡を渡る女ひとり」な~んて、まさに演歌の世界よねぇ、ムフフ…
さて、ヨーロッパ側からの出発点はガラタ橋のたもと。各種観光船もあるけど庶民の足となってる連絡船を使えば、たった120円ほどでヨーロッパからアジアへのショートトリップが可能。甲板からは海峡に架かるボスポラス大橋をはじめ、旧市街に建つたくさんのモスク、そしてもちろんブルーモスクにアヤソフィア、トプカプ宮殿までが眺められる。海上から遠目眺めるこれらのシルエットはまた格別。夕暮れ時ならさらにムード満点なはず?
ちなみに連絡船はアジア側のカラキョイで折り返すからそのまま乗船しててもいいんだけど、そこは念願を果たすべく下船。ヨーロッパ側とはやはり大違いに素朴な雰囲気が伝わってくる。今回はひとつ手前、アジア側で唯一の鉄道駅ハイダルパシャ駅前で降りてみた。外観は立派ながら意外と素朴な駅舎にアジアのかおり。ここから列車に乗れば陸続きでアジアのどこへでも行けるんだ、そう思うとワクワクしてくる。次の連絡船を待ちながらヨーロッパ側を眺める。ふたつの大陸にまたがる街イスタンブール。理屈では百も承知だったけど、今やっと実感できたような気がする。
写真:アジアサイドからヨーロッパを眺める
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