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奥様は海外添乗員〜メモリアル

午後のソチミルコ

初日はシティの街を効率よく一回りできるツーリスト用の2階立てバスを利用(このタイプのバスは今や世界中の主要都市を走ってる)。各国のガイディングをイヤフォンを通じて聞くことができる上あちこちの停留所で乗り降り自由、これで一人$100(1300円)。初めての街では利用価値大だね。乗り込んで来る各国のツーリストの様子を見てるのも面白いし…

2時間近くかけて観光ポイントを一回りした後、興味のあった市場の近くで下車することに。降りる際バスのスタッフの女の子に゛アスタル・エーゴ~またね!゛と声をかけられた。メキシコの人たちってホント、みんな感じいいの♪

お目当てのシウダデラ市場ではたくさんの店を軽く冷やかした後近くの通りでまた屋台を物色、昼もやっぱり屋台でタコス。今回はメキシコ版ケバブの屋台にしたんだけど、これがまためちゃうま!でも残念ながらビールを置いてるような店はなく、食べ終わった後近くのスーパーに駆け込んで缶ビールをグイ飲み。あ~落ち着いた。

さぁ~昼食の後は午後の部スタート。街の南の郊外にあるソチミルコへ。ここは昔ながらの水路が残る文化遺産地区だ。街の中心からはメトロとトラムを乗り継いで約40分。今では人気の観光地らしく、駅に着くと船着き場の人らしきおじちゃんがパンフレット手に近づいてきた。

無視して船着き方面に歩き出そうとしたが、はて?どっちだ?と、自転車に乗ったそのおじちゃんはあっち、あっちと道案内しながら結局私たちを自分の船着き場まで…思わず苦笑。

う~ん、仕方ないかぁ?平日の午後3時、こんな時間にやって来る観光客など他にはいないのか、やたらに静かな船着き場にちょっとビビる。たった2人で貸し切り船じゃ料金を値切るのも気が引けたし、何しろこのおじちゃんも他のメキシコ人同様憎めないタイプ。ちょっと?高いのは承知で$25(3000円)で船遊びと相成った。

長い棒1本で船を漕ぐのはなかなか大変そう。でも船頭さんはいたって寡黙に船を進める。水路の周りは静かな民家や畑も広がる昔からの風情。でもスペインの領地になる前はどこもこんな姿だったらしいね。それにしても静かだ…

細い水路をカーブすると少し広い水路に出たところで、奥の方にたくさんの船が浮かんでるのが見えた。中にはマリアッチたちの船、タコス屋の船、写真屋の船…よかったぁ、私たちの船だけじゃなかった♪

観光客を乗せた船に近寄っては曲のリクエストを求めたり、記念写真を勧めたり。観光シーズンには船だらけになるんだろうなぁ、この水路が。中には団体さんもいて、さながら日本の屋形船のようだ。お酒も入ってるのか?かなり盛り上がってる。

それでも太陽の陽射しのもと、ゆっくりすすむ船の上はかなり気持ちよく、思わず昼寝したくなるくらい。街歩きに疲れたらちょっと足を延ばすのにはお勧めの場所だね。

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