旅もいよいよ終盤になってようやくポルトガルらしい青空に恵まれた今回の旅。いよいよリスボンを離れる最終日にやって来たのはセトゥーバルという街。リスボンから列車もしくはバスで1時間ほどのショート・トリップだ。
真っ直ぐ向かった先は街のはずれの丘の上に建つサン・フィリペ城。かつてポルトガルを併合したスペインのサン・フィリペ2世によって建てられた城塞だ。実はここも現在城の一部がポザーダになってる。
さて、人を寄せ付けまいといった感じの厚い壁を越えて場内に入って行くと…暗闇に浮かび上がるアズレージョが綺麗!
城内からは大西洋にそそぐサド川の河口に開けたセトゥーバルの街が見渡せる。昔は静かな港町だったけど、今ではこの国でも四番目に大きな街になってるらしい。ちなみにこの辺り一帯はコスタ・アズール(青い海岸)と呼ばれていて、夏場を中心ににぎわうみたい。
そもそもこの城が建てられた16世紀、スペインはイギリス軍の侵攻から身を守るためにこのような要塞を必要としていたわけで、城からの見晴らしがいいのは当たり前なんだけど。今の時代のんびりとこの素晴らしい景色を堪能できることを幸せだと思ってしまうね。
そういえば山側の中腹には白壁の家と風車、というなんともスペインチックな風景も広がってる。
ところで現在城の一部を改装したポザーダ、ここもなかなかよさそうだよね。なにしろこの景色。お天気のいい日にテラスでいただくビールや冷たいワインは最高だろうと思ってやって来たんだけど、この日は冷たい風が強くて断念。次回へのお楽しみとしよう。
それでも陽だまりでまどろむ彼らの姿に思わず後ろ髪引かれた午後のひと時。もうちょっとだけのんびりしていく?
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