マドリッドから1時間ほどのトレドは、中世の時代からほとんど変わることのないその街全体が世界遺産となっているスペインの古都。タホ川の対岸から眺めるその姿はため息が出るほど美しい。
タホ川に囲まれたその好立地(敵から守りやすいという意)から、長く国の首都であったこの街も
さらに守りを固めようとする要塞的な要素が
そこかしこに見られる。
奈良市と姉妹都市であるこの街の中心には
13世紀から約2世紀半をかけて建造されたカテドラル(大聖堂)が立つ。
知名度の高い教会は他にも多いこの国ながら、実はここがスペイン・カトリックの総本山。
中に入るとその荘厳な雰囲気に思わず背筋が伸びる。
さて、今度は古い街を歩き出すと…途端に方向感覚を失う。
でもそんなことは気にせずに
のんびり迷子を楽しみたくなる。
たぶん遥か昔から変わらぬ人々と
この街の伝統工芸品を置く土産物屋の数々。
そうそう、お土産といえば昔から修道院で作られてたこの街の銘菓、マサパンはいかが?
アーモンドの粉を練りこんだ素朴で甘い焼き菓子なら、サント・トメ通り(カテドラルからサント・トメ教会に向かう途中)にあるSanto Tomeが街一番の老舗。
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