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日本整形外科学会と日本腰痛学会が昨年末に腰痛の診療ガイドライン(指針)
をまとめたというニュースがありました。
指針では①がん、外傷、感染症など重い脊椎疾患が疑われるもの。
②まひ、しびれ、筋力低下など神経症状を伴うもの。
③原因が特定できない非特異的な腰痛。
に分類されていますが、特に③の非特異的腰痛はぎっくり腰やストレスが原因と
なっているものを含めると85%を占めるという研究結果もあるとのことです。
また③の場合には安静は必ずしも有効ではなく、発症後3か月以上の慢性腰痛には
運動療法が効果的であるとしています。
当院に来る患者さんも③に該当する方がほとんどではありますが、
先日は内科的疾患が疑われる患者さんがおり、
総合病院にて精査してもらうよう紹介させていただきました。
何より大切なことは腰痛の原因を分類することであり、
腰痛があるから即画像検査という必要はなさそうです。
当院では腰痛に運動療法を中心とした施術をしています。
腰痛を感じた時には早めにご来院ください。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚