先日はお母さんに抱っこされて1歳の男の子が来院しました。
自宅の部屋でケガをしたとのことでしたが、当然泣き通しです。
ましてや自分でどこが痛いなんて伝えることができないのですから。
子どもさんのケガの場合、大人が付き添っていたとしても
その瞬間まではなかなか目にはしていないものです。
お母さんからその時の状況などの話を聴き
どこをどのように痛めたのか、頭は打ってないか、骨折はないか
脱臼はないかなどあらゆる可能性を考えながら診なくてはなりません。
まずは応急処置をさせていただき
当院に通院が必要なのか、病院で画像診断を受けるべきかなど
その後の対応は症状により判断させていただきます。
後日、受診した1歳の男の子も元気に遊んでいると
お母さんより連絡をいただきました。
子どもさんに万が一のことがあったとき、
将来を考えて悪化を防ぐためにも応急処置は必要なのです。
小さなケガでもすぐにご来院ください。
おおみや渚せっこついん
院長 小山 渚