文鳥がたくさんいる我が家。その中の1羽が数日前から急に体調を崩したので慌てて保温をして様子を見守っていた。
文鳥の中でも猛禽タイプのキリッとしたイケブンだった。
でも好物の野菜を食べるといつも盛大に襟を作ってしまうお茶目なところもあった。
今朝いつものように「体調どうかな?おはよう」と声をかけながらおやすみカバーを開けたら永眠していた。
昨晩は放鳥時間にもケージから出たがらないのでよほどしんどいのだろうと心配していたのだけど、文鳥の健康の目安とされているクチバシは色が良かったのでまさか翌朝目を覚ましてくれないとは思いもしなかった。うちで孵化した子でヒナの頃からかわいがってきた。もっと一緒に居たかった。
放鳥時間に出てこなかったので水浴びもできず、その代わりにあたためた布でお尻だけきれいにしてあげた。
そして手の中でふわふわの羽をなでてメープルシロップの香りの首元に鼻をうずめて「かわいいね、いい子いい子」と話しかけた。気持ち良さそうに目を閉じていた。
悲しく寂しい。心がずっしりと重い。文鳥が永眠するといつも、もっとしてあげられることがあったんじゃないかと自分を責める。悲しみの形が持っていて辛くないように丸くなるのを待つ。早く笑って思い出してあげられるように。
文鳥の中でも猛禽タイプのキリッとしたイケブンだった。
でも好物の野菜を食べるといつも盛大に襟を作ってしまうお茶目なところもあった。
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