まらぼっちイノウエのあれこれ

思ったことをや考えたことを投下

公私共に休めない

2022-01-16 21:55:31 | 日記
昔勤めていたブラック企業勤務時代をふと思い出した。当時山の中腹にある家賃4.5万のボロボロアパートに住んでいた。夏は汗だくになりながら、冬は雪が降るところびながら通勤したものだ。年がら年中虫は出るし、隣がセックスを始めると喘ぎ声がうるさく仕事で疲れた体には堪えた。もちろん生活音は上下お互いにだだ漏れであった。

当時は平日7−22時勤務で土日どちらかは8-17時まで仕事をしていた。休みの日はただ寝るばかり。連休があれば散財していた。家にいても上と隣の騒音に耐えながらただ寝るだけ。食事は菓子パン、カップラーメン、コンビニ弁当がメインで当時は公私共に健康を蝕む環境で生活していた。24時間休まることはなかった気がする。そんな環境だったから当然病んだ。立派に精神を病み半年休んだ。

こんなこと言うのもあれだが高給企業で精神病むのって俺が勤めていた底辺企業より少ないではないか。仕事がブラックでもある程度良いところ住んで栄養のあるものを食べていればまだ健康でいられるのではないか。当然良い企業に勤めていれば出会いもあり精神的に豊かそう。そう考えるとブラック企業なんかに入ると何も得ることができずただ病んで底辺がより底辺らしくなるだけだ。なんというか社会人になる時の選択肢ってすごく大切だったなってことを強く実感している。とにかく社会人になる時に選択ミスをしないようにすべきだし、少しでも良い企業に入れるように学歴はちゃんとあった方がいいんだなって思った。そのためには〜と考えたけど幼少期から考えなくてはだめで結局なるべくしてなるんだなってところで救いがなくなってので考えることをやめた。

手取り26万のプロ意識

2022-01-16 18:10:36 | 日記
我が上司はことあるごとに「プロ意識を持て」と仰る。プロ意識は大事だ。プロ意識を持って仕事に邁進すれば結果は付いてくるだろう。意識している競合にも勝てるだろう。だけど手取り26万で持つプロ意識なら当然安い意識しかないと思うんだ。

弊社は業界で中堅。給料は中堅相応のお安い設定だ。なんとなく上場企業に入りたい人が集まっているだけな感じ。俺は35歳で組合員の平均くらいの年収だがこの給料でプロ意識持って働くの無理だぜ。対して会社が意識している競合は同じ年齢くらいで+150万ほど多い。ふくりこうせいもばつぐんだ!上司から言われるプロ意識という言葉を聞くと、この150万円+αの差を気合で埋めろと言われてる気分だ。言うまでもないが弊社は社員のモチベーションが極めて低い。社員アンケート結果が散々たるものだ。そりゃそうよ。給料安いし福利厚生もあんまないもの。若手がどんどん辞め、パワハラジジイが残り続けるこの会社で持つプロ意識なんてないさ。ことあるごとに「プロ意識を持て」と言われたら嫌になる。持てても安いその程度のものしかないよ。

俺は「プロ意識を持て」と言われたら顔だけ引き締めることができるようになった。デブだから弛んでるけど。なぜできるようになったか?転職がめんどくさくてもうやりたくなくてしがみつくマンマンだから。そして自分で気付いた。うちの会社のモチベーションの低さややる気のなさはこれなんだと。恐らくみな同じこと考えているからプロ意識を持ったふりして適当に仕事しているのだ。その結果、パワハラジジイになってより会社を弱体化させるのだ。きっと自分も将来パワハラジジイになるだろう。だってみなきっとこの会社で同じ道を歩んでいるのだから。