こんにちは!九州のサラリーマンです。
相変わらず1か月1ブログを達成する勢いな私ですが、のんびりやっていきます。
今回のお話は長崎の代表的な会席料理、卓袱料理を一人でいただいた時の内容になります。
会席料理なのに一人…と違和感がありますが、卓袱料理自体が長崎の伝統的な料理なので、観光客向けに1人分の内容で提供している店もあるのです。
私は幸い一人が気にならないたちなので、強気でいただいてきました。
いただいたお店の名前は浜勝さん。一人でも歓迎してくださるありがたいお店です。
卓袱料理に話を戻すと、別名「和漢蘭料理」とも呼ばれており、江戸時代中国とオランダを貿易相手とした港を開いていた長崎ならではの料理なんです。
卓袱料理を頼んでから最初に出されたのはお鰭と呼ばれるお吸い物。一般的に言われる前菜のお料理です(写真はすごい白飛びしてる)。
大変繊細な味。
お鰭の次に運ばれてくるのは刺身や煮物、揚げ物などがおしゃれな桶で一気に運ばれてきます。
私自身はお酒が飲めないのですが、こうして振り返ってみると焼酎や日本酒に合わせた料理って感じですよね。全体的に優しい味です。
おしゃれな煮物たちを味わっていると、次の料理が運ばれてきます。
ごはんと角煮ですね。
和食と中華の調和であり、確かに卓袱料理ならではのメニューの組み合わせだと感じました。
そして最後はデザート。
油でカラッと揚げられたクッキーのようなお菓子です(おしゃれなものはわからない人間…)
さて、これで終わりかと思いきや…
もう一品追加で出てきました。
こちらは梅碗と呼ばれる卓袱料理の〆で、汁粉などを最後に食べるのが卓袱料理の慣例とのこと。
正直デザートと梅碗の両方が出てきたときは驚きましたが、これでフィニッシュです。
今回私がいただいたのは一番リーズナブルなぶらぶら卓袱コース。
気軽に卓袱料理を楽しむためのコースとのことでしたが、これでも私はおなか一杯でした。初めてならこちらのコースを頼んでおいて後悔はないはずです。
私も大満足で店を後にしましたが、店に入る前から出た後まで(なんなら現在も)ずっと疑問に感じ続けていることがあります。
「オランダ要素ってどこだ?」と。
和食の煮物やお吸い物、中華の角煮やテーブルなどの演出が混ざっていることはよく理解できるのですが、私自身オランダの知識が無さ過ぎて、オランダ要素がよくわかりませんでした。(わからん料理だけに。)
…お後がよろしいようで。
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