未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

エポック社「日本機動部隊」

2024-07-07 00:17:05 | 雑記

メルカリで状態の良さそうなものが安く(2800円)出ていたので購入しました!

これはですね、50代以上くらいの、主に男性の方々にはなじみがあるとおもいますが、いわゆる「ウォーゲーム」というボードゲームです。
PCのゲームで「シミュレーションゲーム」というジャンルがありますね。
「大戦略」とか「提督の決断」とか。ああいうゲームは、相手プレイヤーやサイコロの判定をコンピュータが務めてくれますが。
この「ウォーゲーム」というやつは、小さなコマ(ユニット)をマップのうえに手で置いて、動かして・・
相手は人間の友だち(時には「審判役」が必要なゲームもある)がいないとできなくて。
運要素はサイコロを振って「戦果表」に当てはめて・・ということをやってね。
この「日本機動部隊」であれば、太平洋戦争の有名な日米の戦いをシミュレートするわけだ!

やっていることはコマをマップの上に置いて、サイコロ振って、「戦果」(相手が損害をくらった!)を判定・・っていう作業だけど。

その脳内では!

大海原を巨大戦艦や航空母艦が航行して!索敵機を飛ばして!「敵空母発見!」航空部隊が発艦して!

うおおおお!

っていう光景が脳内にありありとイメージできているわけですよ!
それはそれは楽しいゲームだったよ。

ファミコンとかPCとかない頃はそうやってシミュレーションゲームを遊んでいたんだよ!

出品されてるのを見たら懐かしくなっちゃって。


私がこれで遊んでいたのは小学校の3年生くらいの頃でしょうかね。1983年あたり。

当時はまだ任天堂「ファミリーコンピュータ」は世に出ておらず、もしくは出たばっかりくらいの頃でしょうか。
ゲームといえばボタン電池で動く液晶の「ゲームウォッチ」が主流の頃です。
テレビアニメは、「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン三世」あたりが夕方の再放送。
日曜日は「キン肉マン」「まんが日本史」「ドラえもん」とかですかね。(当時は広島に住んでいたので東京とは違う曜日かも)
キン消しが流行ってねぇ。あとガンダムの食玩とかね。プラモデルといえば「ロボダッチ」というのがなぜか流行していました。
あとはタミヤのラジコン。これは高額で、金持ちの子どもしか買ってもらえませんでしたねぇ。

そういうなかで、この「ウォーゲーム」が特にはまり。プラモデルは「ウォーターラインシリーズ」ですよ!

「ウォーゲーム」は、ほかにも太平洋戦争の全部をシミュレートしたアバロンヒルの「太平洋の覇者」とか。
ヨーロッパ戦線ドイツ軍のやつとか。ついたてでお互いの位置がわからないようにして索敵しあう「ミッドウェー海戦」とか。
「日本海海戦」もよくやりました。下敷きの戦果表にペンでチェックするやつ!

なにもかもみな懐かしい・・

 

というわけで早速プレイ。

この「日本機動部隊」は8つのシナリオがプレイできます。
メインの「第二次ソロモン海戦」とか「ミッドウェー海戦」とかは、基本2人でプレイするものなのですが、1人でもできる練習用シナリオもあります。
そのひとつ「真珠湾攻撃」をやってみた。


真珠湾攻撃については説明不要ということですすめます!
1941年12月7日早朝、6隻の空母から第一次攻撃隊、第二次攻撃隊がハワイオアフ島の真珠湾基地を奇襲攻撃するあれです。
このあたりのことを描いた映画は「トラ!トラ!トラ!」がおすすめ!是非ご覧ください。


真珠湾に停泊する米太平洋艦隊。戦艦8隻!その他重巡軽巡など!

第一次攻撃隊は、爆装の九七艦攻5.5ユニット、雷装の九七艦攻4.5ユニット。
雷撃機は魚雷なので、ドックに入っている艦船(ペンシルバニアとか)や、前に別の艦が停泊していて奥に位置する艦船(メリーランド、テネシーとか)は攻撃できないルール。

第一次攻撃隊の最初の4ユニットの攻撃は「奇襲」なので、対空砲火を受けません。
5ユニット目からの攻撃は対空砲火を受けます!
また、真珠湾攻撃では、艦船は「停泊している」ので、サイコロの出た目マイナス2のボーナスを受けます(攻撃はサイコロが小さいほうが戦果がおおきい)。

艦船にはそれぞれ、対空砲火力とか防御力とかが設定してあり、航空機ユニットにはそれぞれ、攻撃力(雷撃・爆撃力)が設定されています。

①対空砲火のサイコロ→対空砲火の戦果表の数値
②対艦攻撃のサイコロ→停泊ボーナスマイナス2補正+対空砲火補正→戦果表から「損害」の値を導出
③「損害」から、攻撃目標側の「防御力」をマイナスしていって戦果を導出。

例えば、「ウェストバージニア」の防御力は「9」で、対艦攻撃で導出された損害が「18」だったら・・

防御力と同じ数値で「小破」
さらに+1で「中破」
裏側の防御力と同じ数値で「大破」
さらに+1で「撃沈」

損害「18」だと、9で小破、10で中破、18で大破・・ということになるので「大破」

・・ということで、第一次攻撃隊の攻撃!

結果!

戦艦ウェストバージニア 中破
戦艦ペンシルバニア 中波
戦艦オクラホマ 撃沈
軽巡デトロイト 撃沈


・・続いて第二次攻撃隊の攻撃!

第二次攻撃隊は爆装の九九艦爆9ユニットだ!

↑こんな感じで攻撃しました。

結果!

戦艦ウェストバージニア 中破→撃沈
戦艦ネバダ 中破
戦艦アリゾナ 撃沈
戦艦テネシー 中破
戦艦メリーランド 中破

戦艦ペンシルバニア 中破
戦艦オクラホマ 撃沈
軽巡デトロイト撃沈


こうして、太平洋戦争が幕を開けたのであった・・・

チャラララー(「映像の世紀」の音楽で


今回のこの「真珠湾攻撃」の勝敗は!ということで、これも一応計算があります。

戦艦 撃沈6点 大破4点 中破3点
重巡 撃沈3点 大破2点 中破1点
軽巡 撃沈2点 大破1点 中破1点

合計35点以上:「日本軍は戦術的に大勝利を収めた」
合計40点以上:「日本軍は戦術的に決定的な勝利を収めた」

ことになります、と記載されています。

今回の私の戦果は「32」点。


これは、「いまいちな戦果」ということになるのかな?

 

かなり面倒ですが、懐かしくも合って楽しかったです。
思えばこれは子どもの頃は大人になったいまほどにはルールを完全理解できていなかったような気はします。


問題は・・相手がいないことなんですよねぇ。

誰かやってくれるひといませんか!

 

ひさしぶりの記事でした。

では、また。