戦国期に四国を制覇した長宗我部元親を軸に展開される歴史小説ですが、全編通じてホームドラマのような温かみが感じられる、司馬さんにしては異色な味付けの作品なのではないかなと思っています。 物語は、明智光秀の家老として歴史に名を残す斎藤利三の妹、菜々の縁談から始まります。この「菜々」が元親の正室になりますが、この人が実在の人なのか、司馬さんがよく創作する架空の人かは存じません。この菜々が明るく . . . 本文を読む
小松版「インデペンデンス・デイ」というと判りやすいかも知れませんが、安っぽいSFにありがちな荒唐無稽で単純なストーリーではありません！
実に見事に国際政治の滑稽なるグラン・ギニョールを描き出しており、読み応えがあります。スピード感も十分で、まるで映画を見ているように「この先どうなるんだろう」とわくわくしまくり、一息に読み終わってしまいました。 これがなんと1968年の作品。 . . . 本文を読む
短編集です。スポーツの世界がお好きな方なら、収録されている全ての短編から、何かしら感動を得られることと思います。説明不要の傑作「江夏の21球」も収録されています。購入したのは実はこれが目当てでしたが、書きたいのは「スローカーブを、もう一球」。思わぬ名作に出会えて幸運でした。 「ド根性スポ魂野球道」とは全く無縁のどこにでもいそうな今どきの（？）普通の高校生たちと野球をよく知らない監督が選抜 . . . 本文を読む
祝！パ・リーグ開幕！奇跡的に早起きできたので、西武球場に行ってきました。 並ぶのが面倒だったので指定席を確保しようと10:00の段階でちけっとぴあに接続。（←パ・リーグということで甘くみている） １塁側は全滅だったものの３塁側の内野指定があったので速攻ゲットして30分前に球場へ。 着いたら「１塁側は内外野自由席とも満席」とのアナウンス。やっぱり開幕戦は客の入 . . . 本文を読む
野球小僧４月号。開幕特集号の表紙を飾るのは我らが前田智徳！目当ては無論マーティー監督と前田のインタビュー記事です。 ここまで、確実な変化を印象づける報道が目白押しで期待が高まる一方になってますが、この記事読んで監督の考え方が更によーく理解できました。チームが持っている力を無駄なく合理的に最大限に発揮させれば優勝できる、そういうことです。 9年連続Bクラスに甘んじながらも伝統に縛 . . . 本文を読む
きましたよ！早速聴いてますが、疲れ癒され、心洗われます。 1992-1997のアリプロベスト盤なわけですが、廃盤CDからの名曲が粒ぞろい。嬉しいことこの上ありません。（私も「コッペリア」組なんで） ほんとに「jamais vu」のデジャヴーみたいなCDです。 「雨のソナタ」は日本語Verの方が好きなんでそこだけちょっと残念でした。フランス語は意味がさっぱりなんで日本語 . . . 本文を読む