9/12深夜放送NHK。「にっぽんの現場 球児たちの夢再び~父の日の甲子園~」
マスターズ甲子園に密着したドキュメントです。
マスターズ甲子園というのは要するに、もうおじさんになった元高校球児の野球大会ですね。元高校球児の夢をかなえようと、3年前から始まったそうです。
今年は8割の選手が初めて甲子園球場の土を踏んだそうですよ。もう立派なお子さんがいる良い大人が、甲子園でプレーできる、それだけで涙しちゃって、「こんなんで泣いておれアホや」って。
そんなことはないぞ!
その涙をみて「ほんとアホだね」と笑う人もいるかも知れないですけど。私はそうは思いません。みんな良い顔をしていますよ。
それにしても下手くそだな。本当に甲子園目指してたのか、というプレーも。まぁ歳ですもんねぇ。プロの超一流選手だって、歳をとればボロボロなのはマスターズリーグでも一目瞭然だしな。
歳はとりたくないね;
大会の運営は全部ボランティアなんだそうです。選手たちは幸せですね。感謝しなきゃ!父と子の繋がりは野球だったっていう、若くして父を亡くしたボランティアの方も紹介されていましたよ。
あ、田村恵って覚えてます?黒ぶちめがねの樟南のキャッチャー。元カープの。彼とバッテリーを組んで夏の決勝まで駒を進めた福岡投手も登板しました。
思い出すなぁ。
私は大学3年生でしたか。あの頃は公務員を視野に入れてまして、就職氷河期だったし、テストで点さえとればなれそうな安定した職業という浅い意識、保険にと;
浅はかですねぇ若いですねぇorz
結局、やりたい仕事じゃないやと気づいて止めてしまいました。
その、勉強の合間に中継を見てたことを思い出します。そのときの相手は佐賀商で、今年の夏のように、満塁本塁打で試合を決めた佐賀商が優勝しました。松田オーナーがこの甲子園大会を見て、田村の指名を決めたってらしいっていうのはカープファンの間では有名です。松田オーナー、たまにこういうことするんですよね(笑)今のところ松本は当たりですけど。
福岡くんも30歳。体重も増えたようで、当時の面影は...
けど、さすがは準優勝投手。圧倒的な球威!相手チームの選手、「反則だよー」って。そりゃそうだw けど、対戦できたんだからいいじゃんねぇ
樟南には、80歳の選手も登場しましたよ。長く樟南の部長を勤めていたそうで、ベンチの選手はみな教え子。「バッターは、野村くん」のウグイス嬢のアナウンスに「野村君だってアハハハハ」と奥さんも大うけw
全部振って、三球三振。奥さんも感慨深そう、その目には光るものが。
私は部活動でここまで目標に向かって燃えて苦しんで泣いて笑ってという経験はないものですから、この日、甲子園の土を踏んだ選手の皆さんを、とても羨ましく思います。
以上のことも「仲間と一緒に」というのがまたいいんだと思うんですよ。個人競技だとストイックになっちゃうから、年を経て同じように大会やってもこうはならないような気がします。
それと、スタンドで応援してた家族ね。いいなー
野球って、いいね!