渋谷のオーチャードホール。
もう恒例ですね。
ALI PROJECTのコンサート「月光ソワレⅥ~Gothic Opera~」です。
ALI PROJECTというのは・・・の説明は過去ログを見れ。
私は今風の音楽って若い頃からそんなに興味のあるほうではないと思うのですが、このALI PROJECTだけは特別。
好きで好きで。この上もなく好きなんです。
最近ぽっと出のアニソン歌手では全くございませんのでお間違えなきよう!
私が中学生くらいの頃からCMなどで活躍を続けている巨匠中の巨匠!
きみもひとつやふたつCMでその歌声と楽曲を聴いたことがあるはずだ。
恐れ入れえ!
もっとも売れてきたのは10年くらい前からなんですけど。
個性的なので一般受けしませんが選ばれた人ははまります。私はそのひとり。
ときどき無性に聴きたくなるときがくるのよ。
どういうカラクリか、片倉さんの作る曲がそういうテイストなんでしょうね。
アリカさんの歌声は今はおばさ・・ゴホンゲフン
若い頃はそれはそれは美しく素敵でかわいく!!
「星と月のソナタ」あたりな、廃盤になったけど今は復活してるから聴いてみてね( ・∀・)
30代くらいだったら聴いたことある曲のはずなんだけど、誰に聴かせても「初めて聴いた」っていうんだよね。
この「月光ソワレ」というのは美しい楽曲が主体のコンサートです。
聴衆は静かに座って全身を耳にして楽しみ、盛大な拍手でお返しするわけだ。
ALI PROJECTのライブとかコンサートとかいうと、ピカピカの棒ふって大騒ぎなノリのやつが想起されるかも知れませんが、大きな間違い。
ALI PROJECTはALI PROJECTなのよ。「何とか系」とかいうワードでは括れない、どういうものからも一線を画してます。
ALI PROJECTのコンサートはアリカさんのMCがまたみどころのひとつでね。
とてもお話がうまいんだぞ。さすがは人生の先ぱ・・・ゴホンゲフン
そしてアリカさんはライブでもCDと同じクオリティで歌います。
早口で難しい歌ばっかりなのにねw
すごいぜー
今回も4枚先行で1階の前の方の席!これも普段の行い!
ご一緒くださった皆さんありがとうございましたm(_ _)m
面倒なのでレポはしませんが、今回も良かったよー
メインは新アルバムの曲なんですが、「古いやつ」をたくさん歌ってくださりました。
「薔薇色翠星歌劇団」とか「春葬」とか「桜の花は狂い咲き」とか。
ラストに「星月夜」ね!
桜の花は~は80年代に作った曲だって。
最初は「桜の花は乱れ咲き」だったのかな?
和テイストな、とても高音な曲なのですが、普通に歌ってた@@
「春葬」も「星月夜」もとても好きな歌です。
CDもいいんだけどこういう曲は生だととてつもなく感動するのよ(;;)
ロマンスのときの「今宵、碧い森深く」とか、いつだったか忘れたけど
「闇の翼ですべてをつつむ夜のためのアリア」とかね。
なんとなくですけど、テーマは桜と月と星な感じだったでしょうか。
舞台の奥のスクリーンと光のピカピカの演出がとてもよかった。まぶしかったけど。
生き物ではないものが地球に降りてきて人間と恋をして・・・な物語の曲。
父と娘の会話形式の歌詞になってるのですが、それが歌に合わせてスクリーンに表示されて非常にわかりやすかった。いいねあれw
アリカさん、「私がハッピーエンドの詞を書くわけがない」とか言ってましたけどね。
まぁ恋というのはまさにそういうものだと思いますよねぇ。
そういうときは本当に何もかも全部いりませんっていう気持ちになってだな、人によっては命までも・・・
という恐ろしいものなんだけどそれは永遠ではないのです多くの場合。
失ってみれば深い悲しみが待っていてね、醒めてみればなんだったんだろうとか思う。
一見夢みたいなものを描きまくっているように見えつつも本質をズバリと捉えていて見失わないというか。
そう、アリカさんの詞はどこかで冷静で大人。
そして常に本質を追っているような気がする。安っぽいナナメさであったり、醒めてるとかではなくてだな。
んで芯が強い。
いつも美しいもの、それも現代人の価値観だけでなくひょっとしたら中世あたりの人に読ませても共鳴されるんでないかと思うようなものを書いてると思います。
ソワレなので片倉さんはゲストみたいな扱いなんですが。
「片倉コーナー」ってのをやってた。片倉さんはああ見えて実はとてもすごい。
クールなイケメンな。次から次へとよく曲ができるもんだよね!
会場ではたくさんの人と会えましたねー
年に何回か、勢ぞろい!って感じだよね
名前と顔の一致が今ひとつ怪しいのはいつものことですがごめんなさいw
久しぶりに会えて楽しかったよ!みなさんありがとうございました!
んじゃまたねー