いってきたー(・∀・)
ご存知ALI PROJECTの2016年のツアーですねー。題して「A級戒厳令〜従わざるもの喰うべからず」。
え、タイトルが厨二っぽいって?
アリプロはこういうものなのです。いーんです。
アリプロは年1回オリジナルアルバムを出して、それをひっさげて全国4公演くらいのツアーをやるのがここ何年かのパターンですねー。今年は以下のとおりでした。
2016.10.07 赤坂BLIZ
2016.10.26 仙台Rensa
2016.11.01 名古屋クラブダイアモンドホール
2016.11.02 なんばHatch
2016.11.03 福岡DRUM LOGOS
で、本日12/17@ZEPP DiverCityは後から追加発表されたので、「追加公演」です!そして最終日です!
私が初めてアリプロのライブいったのは2006年だからもう10年ですねー。ライブ歴も数えたらもう12回目だ。
といっても、今は遠征したり皆勤したりするほどの元気はなく、東京で、週末だったらいこうかな一般チケで、という程度になってしまいました。見たらわかるとおもいますが、今はもうaikoなんだよ!(そして最近はPerfumeも聴いているんだけど)
今回のツアー、10月の赤坂は金曜日だったのでパス。なので今日は今年最初で最後のアリプロライブだよー。
ではちゃちゃっと!
例によってネタバレ全開。見たら困るひとはここから先はみないでねーーー
ZEPP DiverCityはその名のとおりお台場にあります。aikoがよくLLRをやってくれるZEPP TOKYOもお台場だけど、DiverCityはガンダムのそばにある新しくできたほうですね。DiverCityは初めてきたよー。
うちからお台場はクルマで40分くらい。首都高でレインボーブリッジを渡るんだよーー帰り道は夜景がきれいなんだよーー(´∀`*)
お台場は大きな臨時駐車場が1日1500円だし、安いコインパークもあるのでクルマでもきやすいところですね。
じゃーん。燃え上がれ〜ガンダム〜
入場!
ZEPPなので1階はスタンディング…だとおもうじゃん。アリプロは1階も椅子が並んで普通っぽいライブ会場になっております。前は渋谷のもっとちっこいライブハウスでスタンディングもあったんだけどね、アリプロは大人しく聴くものなので、椅子があったほうがいいですね。
私の席は一般チケなので2階席。けどZEPPは狭いのでそんなに遠くには感じない。もっとも、aikoだったら可能な限り近づいてできれば触れて目を合わせて飛び散る汗をあびたい← けど、アリカさんやPerfumeだったらそこまで近寄らなくても別にいーんです。
席は、1階はほぼ埋まってましたが、2階の自席の周りはというと右側4席空席。後ろはほとんど1列全部空席。アリプロもずいぶん客が減ったなぁ…とおもう。数年前は池袋芸術劇場とか、パシフィコ横浜とかを満席にしていたのに!客層はやっぱり女性のほうが多いでしょうか。6:4から7:3くらいかな?いわゆる「ゴシックロリータ」という、とてもおしゃれな服装の方も多く、目立ちます。が、普通の格好の方も多いです。私も普通の格好。もうめんどくさいからスーツでいくのやめた。
ステージには中央上方から大きなシャンデリア。アリカさんのマイクの後ろにはちっこい丸テーブルとソファー。その後ろは片倉さんのキーボード。両サイドにはヴァイオリンの楽譜たて。今回のステージはあんまり目立つものもなく割とシンプルめな感じ。
開演までの客席BGMは、昨年のストリングスアルバム「Violetta Operetta」のローテ。開演前にアリカさんの歌がBGMで流れてるのっていいですね。「Violetta Operetta」は、「L’Amour Looks Something Like You」が好き。これはKate Bushのアリカさんカバーです。
開演は17:30の予定。きっちり定刻に暗転。オープニングのインストが始まる!
あ、アリプロライブはサイリウムとか光るものは一切禁止。大歓声とか席を立つとかアリカコールとかなどももってのほか。上品に拍手だ!
今回は1曲目の前にアリカさんがマイクの前に立ってスポット浴びて一言!
アリカ「A級戒厳令を発令する。みな従うように…」
…アリカさんw
まぁ演出上のMCなんだろうけど!今日のライブは終始そのノリでくるんすか;って思ったけどそんなことはなかった
アルバムのタイトルが「A級戒厳令」で、ツアーのタイトルも「A級戒厳令」だからねー。
1.永久戒厳令
アリカさんは全身黒をまとった衣装!
今年のアルバムのリード曲。アルバムは買ったけど、実は1回しか聴いてない…ので、じっくり聴くのはライブが2回目なのだ!CDでなくライブで聴くのも、というか、ライブで聴くからいいんだと思う。映画もDVD借りてとかテレビで観るより映画館で観たほうがいいでしょ。そういうもんだ ←言い訳
この曲はアリプロらしいかっちょいい荘厳な曲ですねー。ツアーパンフレットにアリカさんが書いてます、「スペクタクル映画のエンディングに流れそうな曲」って。そんな感じ。
2.薔薇美と百合寧の不思議なホテル
「みなさんこんばんは。ALI PLOJECTです」
…ここでいつもの普通なアリカさんに。
全身黒の衣装から上着を脱いで、派手目なホテルの従業員(清掃員?)みたいな感じに。長いはたきみたいなのをもってるなあと思ったら、それをつかってシャンデリアをはたいたり、キーボードやバイオリンや周りの機器を掃除するみたいな感じではたく(けどまじめに掃除する気はなさそうなw)アリカさんかわいい。この曲も「A級」からなのでほとんど初聴きに近い曲。だけどこの歌は好きかも。
「永久戒厳令」「薔薇美〜」とも静かに聴くバラードという感じでは全くなく、ノリもよい曲なのですが、お客は地蔵のように聴きます。
いつも書いてるけど、アリプロのライブは昔からなぜかこうなんです。aikoだったら楽屋で泣いちゃうやつだとおもうわw
決してつまらないからではないんですよ、0.1秒も聴きもらすまい!って全身耳にして聴いてるんだと思うけど、ほとんど全員微動だにしない。アリカさんもさぞかしやりにくいんじゃないかなぁと思うのですが、まぁ昔からそうなので慣れてるのかも。
確かここでMC。
「みなさんこんばんは。ALI PROJECTです。A級戒厳令、最終日へようこそ
「今日は皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思っています。よろしくお願いします
アリカさんは歌もうまいけどMCもうまい。独特のオーラですよね。お客を退屈させない、毒とユーモアがあって、話も上手で、笑っちゃう。この感じはなんだろう、誰とも似ていないのでたとえようがないっす。
「いつものツアーは1ヶ月くらいでぱぱっとやっちゃってすぐお終いになるんですけど、今回のツアーは引きずって…引きずってというとあれですねw
…引きずってじゃあれだから何かうまい言葉に言いなおしたんだけど忘れた!3ヶ月くらいやってますって。「アルバムも出てからけっこう経ったからもうみなさん飽きたんじゃないかと。私はツアーで歌ったりしていてまだ飽きてませんが」みたいな。
「去年は『快楽のススメ』だったので、快楽にひたれる!と思って楽しみにしていたのに、やってみると、もっと「精神的な快楽」みたいなほうにいってしまって。『快楽とは!』というのを哲学的に考え込んだりして、そんなに快楽ではなかったなぁ」
「今回は『A級戒厳令』なので、戒厳令を出す女王様みたいな気分になれるんじゃないかと思ってたんですけど、戒厳令を出された平民のような気分になってしまって…こんなはずじゃなかったのに」
―w
…そんな感じの話をしてたとおもいます!ってかアリカさんのMCは言葉の選び方使い方がとても上手なのでうまく再現ができない;
「今日は最終日なので新しい歌も古い歌も歌いたいと思います。次はいつものツアーではやらないような歌をやります」
3.禁じられた遊び
はーいこれはおなじみですねーー。アリプロの中でも有名なほうの歌ではないでしょうか!
アリカさん、イントロで、小さく控えめに「よかったら手拍子してね!」っていう煽りをしたので、そのあたりのアリカさんとの空気のやり取りを心得てるお客は座って控えめに手拍子w
ほかのアーティストのライブに行ったことがあるひとが初めてきたら異様な雰囲気だと思いますが、アリプロのライブは昔からこうなの!ライブっていうかコンサートだと思えばいいんです。
てか、もっとこう、うぇーーーい!ヽ(・∀・ )ノ
ってほどに盛り上がれともおもわんけど、こういう盛り上がってノリノリできる曲はもうちょっとのってあげてもいいんじゃないかなぁ、とはおもいます。楽曲いいのに!ねぇ。
4.聖少女領域
続いてこれー!これも有名な曲ではないでしょうか!カラオケの曲を入れるリモコンのやつで「ALI PROJECT」の「歌われてる曲ランキング」を表示させると必ず上位3つに入ってるやつです。「Direttante」がリリースされた年のシングルなので、ちょうど私がアリプロにはまった時期の頃の歌。これもけっこう好き。
アリカさん、「禁じられた遊び」のときと同じく、この曲のときもイントロで控えめに「手拍子やってね!」。アリカさんがこれをやったときは、もっとお客にのって欲しいって思ってると思うんだぞ!地蔵ダメ!せめて普通くらいにはのろうぜ(・∀・)b
5.私の薔薇を喰みなさい
そしてそしてこれーーー!「禁じられた遊び」「聖少女領域」と続いてきたのでその次はこれかな?と思ったひとも多かったんではないでしょうか(・∀・) これも好きーーー!てか、これは好きーーー!これらを「三部作」とするなら、これがいちばん好きだ。
この曲は2013年リリース。私が一時期アリプロから離れてた(「汎新日本主義」がいまいちだったのとaikoがステキすぎたので…)ときに出たやつで、聴いた瞬間、「そうなんだよこういうやつがアリプロなんだよ(ノД`)」って思わせてくれて、引き戻させてくれたシングルだ。だから私の場合、「贋作師」「令嬢薔薇図鑑」とその近辺のシングルは空白期間なんですよねー。
このときもアリカさん、「手拍子やってね!」。まぁ、CDの「私の薔薇を喰みなさい」にも手拍子音が入ってるからね。そのタイミングで!あとは、
闇は〜月〜(パンパン
棘は〜蜜〜(パンパン
ってやるといいとおもうよ!
ここでMC。
「ローゼンのコーナーでしたー
ぱちぱちぱちぱち!
「ALI PROJECTも長い間やってきたけど、この曲たちは…」
えっと、この曲たちがけっこう人気が出たので、ALI PROJECTとしても活動の幅が広がって、そういう意味では大切な曲だなあと思います、というような意味のことを話してくれてました!(再現できない
「ローゼン」ってのは麻生閣下(=麻生太郎元首相)も好きな、人形が主役のアニメです。私はようしらん。
「次は、『絶叫哲学』という曲なのですが…
「こいつ殺してやりたい!」とかおもうこともあるとおもうのですが、そういうことを表立って言ってはいけないので…みたいなMCをしてたのはここだった気がするw
「そして、その後、ツアーでは歌ってないような曲をやります
―ぱちぱちぱち
6.絶叫哲学
「A級戒厳令」からの曲です。まぁアリプロっぽい(っていうかアリプロっぽいっていうとだいたいみんなこんな感じなんだけどw)けどそれが心地よくて、聴けば聴くほどスルメみたいな、そんな感じっすかねー。これもけっこう好きになりそうな曲だなー
7.リュウコウセカイ
そしてそしてこれーー!これはイントロ聴いた瞬間がうれしかった!やったーリュウコウセカイが聴けるー!って思ってね。
これは「流行世界」のリード曲ですねー。さっき書いたでしょ、私が、「私の薔薇を喰みなさい」のときに引き戻されて、その後に出たオリジナルアルバムだ。このアルバムは「リュウコウセカイ」がいいけど、「Lolicate」もすばらしくいいんです。なのにカラオケでは「茸狂乱美味礼讃」しか入ってないんですよねぇ。まぁ「茸狂乱美味礼讃」もいいけど!「リュウコウセカイ」「Lolicate」は入れて欲しいなぁ。
アリカさんはここでも「手拍子してね!」のジェスチャー。みんな座りながらお上品に手拍子だ!
ここでMC。アリカさんはこまめに丁寧にMCを入れてくれます。次の曲は…って曲の話をしてくれたり、ALI PROJECTの活動のことをMCしてくれるので飽きないですよ。ファンいじりは一切なしなので、どうでもいいファンの身の上話とかを聴かされなくてすむ、聴きたいアリプロの話だけ聴けるっていうのはとてもいいと思います。
「ALI PROJECTというと黒アリが好きなひと多いと思うんですが、私も好きです」「だからいっかい黒アリだらけのアルバムを作りたいなあ、と思うんですが、殿(ALI PROJECTのもうひとりの作曲とキーボード担当の片倉さん)が絶対許してくれないので・・
―w
8.異種革命
この歌も「A級」の曲なのでほぼ初聴き。だけどこの曲は異色だった!こういうの好き!
なんていうか、今までのアリプロにはなかったけど、アリプロだったらアリかなあというか、アリプロだったらこんな曲も出来て不思議じゃなさそうっていうかw
すごくありそうで今までにない曲だと思います。ツアーパンフには「…アリプロの試みの、これが最新到達点」。こういうの好きなんだよー、例えば「ヘテロ失楽園」「暴夜layla幻談」「放蕩娘と無慈悲な遊戯」あたりとかも大好きなんで。ALI PROJECTは「J-POP」とかなんやらそういうジャンルにはめられない、いうなれば「音楽」だとおもいますね。
サビのところでしょうかね、客電が明るくなって、アリカさん、例の「手拍子して!」のあおりを入れて、サビはアリカさんとアリアリポンチカ(ステージを彩る4人組のニューハーフのバックダンサー)のみなさんが行進するようなやつで。みんなで手を振るのが入って。「ナーナナナナーー♪」のところで。aikoでいうところの「花火」「シアワセ」「ひまわりになったら」でやるやつ(最近は「キラキラ」でもお客がやるが)ね。アリプロのライブで、こういう「手振って♪」の曲はあまりないので新鮮かも。こういうときは思いっきりみんなで手を振るといいとおもうよ。
アリプロにはいつも意表をつかれるんだけど、これは本当に意表をつかれた。そしてこれはライブ映えすると思ったw
来年以降のツアーでもちょくちょく入れて欲しいな〜とおもう歌でした。
9.悪しき進化
これも「A級」からだけどあんまり印象に残りにくい曲かも。じっくり聴くと好きになりそうな感じですが!もうこういうタイプのアリプロ曲を聴きこむスタミナというか元気がなくなってきている気がします。。
ここでアリカさんいったん退場。拍手!片倉コーナー(インストコーナー)
10.泣き虫派ダリ
これはインストですね。「ダリ」というのは片倉さんの飼っている猫の名前だそうです。時折「ニャー」みたいな音が入るのは、「ダリちゃんの鳴き声」のイメージ、なんかな?
私はインストはあまり興味がないのでここは正直休憩時間。そしてアリカさん再登場!
MC。
アリカさんは振袖姿で登場!ここから後半戦!
11.まだら恋椿外道
これも「A級」の歌。初聴き。これはあれっすかね、大和ソングの大和の強い女路線みたいな感じの歌でしょうか。「雪華」路線の。イメージとしては極道の妻たちの岩下志麻みたいな。「なめたらイカンゼヨ!」っていうようなw
12.雪華懺悔心中
そしてキター!これは好きなやつ!「禁書」だよー!池袋芸術劇場だよー!歌詞を見てもらったらわかると思いますが、すごく難しい漢字がいっぱいの難しい歌です。けど、いいよ。たぶんアリプロファンの間でも人気の1曲なのではないでしょうか。この歌を振袖のアリカさんが歌うのがちょーかっちょよかった!
ここでMC。「次の歌は「勇侠青春謳」です。この歌はコードギアスのルルーシュの歌なんですけど、この歌は私も好きで。「ぼく」という歌詞がなくて、「蝶よ花よと生き」という歌詞があるから女性が歌ってもおかしくない、この格好(振袖)でも歌っていい曲なんです、なので、女版勇侠青春謳です」みたいな話をしてくれてからのーーーだったと思います。
13.勇侠青春謳
この曲もわりかし有名なんじゃないかと。アニメタイアップ曲なので!アリカさんは例の「手拍子してね!」の控えめな煽りから入って、力強く歌ってくださりました。あ、アリカさんは口パクではなくてちゃんと生歌ですからね、アリカさんがちょっと喉が詰まったら歌が入らなくなってしまったりもします(滅多にないが、この歌のとき一瞬それがあった)。
アリカさんがすごいと思うのは「喉の調子」というのがあんまりなくて、音を外すとかもないところ。aikoだとけっこうあるじゃん音外れるとき(だがそれもいい!)。アリカさんが音外すのはほとんど聴いたことがないんですよねぇ。本当に歌がうまいとおもう。aikoよりもだいぶ年上だけど衰えもないしね。声は若い頃に比べたらそりゃあ変わったとはおもうけど。
けど、この日のアリカさんはMCのときにちょっと咳払いをよくしてたので、少し心配でした。
14.GOD DIVA
これ聴けてうれしかったよねーー!(´∀`*)
このときはアリカさん、振袖をぱぱっと脱いで、キンキラキンのボディコンみたいな、クラブのママみたいな格好になったんだけど、その着替えが終わる前に歌いだしが始まりそうになってしまって、あわてて急いで立ちマイクにきたのがかわいかったw
そして冒頭の例のスキャットがすごかった。これはモーツァルトの「魔笛」の、「ハハハハハハハハハハハハハーーー」なんだけど(←伝わらないw
声量も高さも完璧すぎて。オペラ歌手か!っていう!いやまじで。
まぁそこはアリカさんなので、わざわざそのへんがすごいとか驚くのはアリカさんに失礼くらいなもんだけど、この曲は歌詞もいいし、曲の雰囲気もいいしね。アリプロ初心者にアリプロを1曲聴かせるとしたら例えばこれなんかいいんじゃないかなあっていう曲だと思いますよほんとに。
間奏の「ハハハハハハハハハハハハハーーー」もすごかった!
そうですね、今日この日のライブで心に残った曲は?と問われたらひとつはこの「GOD DIVA」だったなあと思います。ああ、アリカさんの歌をいま聴いてるんだーーーーという感動みたいなのが押し寄せましたよね。よかった、よかったよアリカさん(ノД`)
他人の 不幸は 無常に
滴〜る蜜の味でー
己の 上には 起きぬと
思〜ってらっしゃいますね?
わーすれなーさいわーすれなーさい
今日のライブで心に残った曲、実はこのあとにもうひとつありました。それはまた後ほど。
MC。
ここから「昭和コーナー」。大阪ライブのとき、大阪の新世界に連れてってもらって、今までこんないいところがあるのに何で教えてくれなかったんだ!っていうくらいステキな場所で、今回の大阪ツアーでもいって楽しんできました〜みたいな話をしてたかな?あ、あと、いつもお酒をのむと昭和の話になるお知り合いの方がいるみたいで、そんな話とか。
15.昭和B級下手喰い道
「A級」からの曲です。「B級」っていう言葉がタイトルに入ってますね。パンフレットのアリカさんの曲解説によると「A級」→「B級」→「B級グルメ」って発想が進んでこういう歌ができたんだとか。これもいわゆるアリプロっぽいというか、「ああいう感じの曲」です。よく、「アリプロって全部同じに聴こえる」って言われるんですが、これなんかもそうでしょうね。私にも同じに聴こえる歌があるんだから一般人のひとは勿論そうなんだろうとおもう笑
この曲は歌詞に「いじわる婆さん」が登場するんだけど、で、最初の赤坂BLIZのツアー公演では、バックダンサーのアリアリポンチカの方が、いじわる婆さんの格好になって登場したのがすごくおかしくて、アリカさん「見たら笑ってしまって」w
今日はいじわる婆さん出なかったけど、今ツアーのライブDVDが早くも来週水曜日リリースだそうで。そのDVDでは映っていますので、みなさん見てくださいね、って。
16.鹿鳴館ブギウギ
こちらは「汎新日本主義」からの曲。鹿鳴館ですから、昭和というよりは明治かも知れませんが、ブギなので昭和っぽい雰囲気です。個人時には「BAR酔芙蓉へどうぞ」も聴きたかったかも。昭和ってわけではないが、アリカさん版「ウイスキーはお好きでしょ?」の歌だから!
17.昭和恋々幻燈館
そして昭和コーナーのトリはこちら。「昭和のコーナー」って聴いた時点で、アリプロ好きなぼくもわたしも、「この曲はくるなー!(・∀・)」っておもいましたよねー。名盤「Dilettante」の中の1曲だ。これは好き。このあたりを聴くと古き良きアリプロの頃が懐かしく思い出されて泣ける。
ここでMC。「次は本編最後の曲なんですけど…」
(´Д`)エエエエエエエエエエエエエエエエエ
↑というような声はアリプロコンサートでは出ません!
ここか、この後のアンコールの後のタイミングかも知れませんが、いくつか宣伝コーナーをやってたw
「NHKのBSのアニメロライブの最終日の放送がいよいよ明日(※12/18)になりました。アリプロジェクトも登場するので、是非みてください。3曲歌ったんですが、そのうちの1曲しか映りませんが。」
そう、アニメロライブ2016って、アニメソングのフェスみたいなライブがあるのですが、ALI PROJECTはアニメに曲を提供するので、たまにアニメロライブに出るのです。日曜日の放送を録画してみましたよ。
↑こんな感じw すげえだろ!ALI PROJECTは明らかに異色で、「ラスボス感」が半端ない。2chの実況スレでも「アリプロキターーー」の弾幕がすごくてわろた。そして、アニメロライブはサイリウムがアリーナいっぱい。いま書いてるワンマンライブとは客席の雰囲気がえらい違うんだけど、アリカさんもたまにはこういうところでこういう雰囲気で歌ってて気持ちよくていいんじゃない?とみてておもったw
歌ったのは、「緋ノ糸輪廻ノGEMINI」っていう、作ったのはALI PROJECTだけど、アニソンとしては「petit milady」っていうユニットに提供して歌ってもらった歌なので、このアニメロライブでは「セルフカバー」ということのようです。アリカさん、うしろに小ボス2人を従えてるんですが、この2人がその「petit milady」らしい。アリプロファンはいいけど、この2人のファンの人はこんな出し方ではちょっとかわいそうかも。
MCの話に戻る。あとは、さっきもちょっと書きましたが、来週このA級戒厳令ツアーのDVDが出ますって。「初日の赤坂BLIZを撮って、3ヶ月くらいで編集して。今日やったのにもう出てしまうという」。
後は、スマホゲームのキャラソンの話が来て、最初は片倉さん作曲の曲だけでも!ってことだったんだけど、アリカさんが。
「それって叶姉妹がCMしてるやつ?わああやりたいなー」
って思って、それでアリカさんが歌詞も書いて歌うみたいなことになったんだって。で、
「それが発表されたときに、「ALI PROJECT」とか「アリカ様」とかがトレンド入りしてたらしくって、私はTwitterやってないんですけど、それを見た友達が「どうしたの?なにかやったの?逮捕でもされたの?」って
―w
「逮捕されるとしたら銃刀法違反でしょうか笑
―w
アリカさんよく日本刀振り回してるからねーw
で、ここで思い出したように、
「そうそう。去年の「快楽」のライブをみにきてくれたひとには、ここでお詫びをしなければいけません。
「(狩猟で狩った)キジとかをここにぶらさげる!って話をたくさんしたんですけど、やりませんでした
(てへ、みたいな照れ笑いな感じ
「そのときは、気分が盛り上がって、これはもうやるしかない、やるでしょ!とおもってたけど、時間が経ったり、遠かったり、とかして、だんだん面倒になってしまいました」
「で!(話戻す
アリカさん、去年はジビエにはまってたんですよねー
…あと何しゃべってたっけー忘れた!
18.女化生舞楽図
これも「A級」からの曲。しっとりした感じの。昭和の洋風のウイスキーBARに流れてそうな感じの曲でございますよ。
アリカさん、「ありがとうございましたーー」って礼して退場。片倉さんも手を振って投げキッスで退場w
ほかのみなさんも退場〜。
客電はつかないので、アンコールですね。コンサートみたいにぱちぱちぱちぱちって手拍子でアンコール。
…しばらくして、ヴァイオリンの2人と、片倉さんが再登場してスタンバイ。続いてアリカさんが赤と白の服で登場!
EN1.彼と彼女の聖夜
今日この日のライブで心に残った曲は?と問われたら、のその2がこれです。てかこれがいちばんだったね。
きましたねーー!
今日はきっとこれを歌ってくれる!と思っていたのです。それがアリカさんに通じたみたいな気がしてうれしかった(´∀`*)
この曲は私の好きなアルバムのひとつ「星と月のソナタ」に入ってる名曲だ。その後もいくつかのストリングスアルバムで違うバージョンも出たけど、私はこの「星と月のソナタ」に入ってるバージョンがいちばん好きなんです。てか、「星月バージョン」以外の「彼と彼女の聖夜」はありえない。
このアルバムは1995年リリースなんですが、曲自体ができたのはもっと昔なんじゃないですかね。
アリカさんの歌声は変わらず美しく切なかった。泣いた。
曲の終わりに小さく控えめに―「メリークリスマス」(礼
―ぱちぱちぱちぱちぱち
「彼と彼女の聖夜でした。ありがとうございました。よい曲ですねー。アリプロにもこんなにステキなクリスマスの歌があるじゃないですか」
ほんとだよねぇ。アリカさんw
EN2.妄想水族館
これはもともと「CLASSICS」っていうミニアルバムに入ってる曲ですが、「A級」を買うとアレンジ変えたやつがボーナストラックで入ってるんですね。「CLASSICS」は2001年。レア盤とかじゃなくて今でも普通に買えるんですが、アリプロファンでもあんまりもってないんじゃないかなぁと思うマイナー盤ですね。私はこれでも一応アリプロファンなので、最近のアニソン系シングル以外はひととおりうちにあります(自慢
もっとも妄想水族館は普段聞きはしない曲なので久しぶりにきいたなぁと思った。ただ、「A級戒厳令」バージョンはアレンジが異色すぎてまた聴こうという気にはあまりならないかもw
EN3.裸々イヴ新世紀
そしてそしてもうひとつのイヴはこちらー!これは、白アリ、黒アリに続いて「赤アリ」って言い出した曲です。もっとも、その後、ほかに赤アリはできたのでしょうか?「流行世界」は「青アリ」っていってたな。
この曲は好きなので聴けてよかった!そしてこの曲もライブで映える曲だよ。アリプロライブは大人しいので「映える」といってもそんなに盛り上がるわけではないが、静かに盛り上がるのだ!アリカさん、イントロから「手拍子して」って煽ってね。1階はほとんどみんなやってたけど、2階はあんまりやってなかったなぁ。
そしてこの曲には「振り」がある。といっても「亡国覚醒カタルシス」や「未來のイヴ」ほどの振りではないけど、サビで手を振るアレね。
アリカさんも、バックダンサーのアリアリポンチカのみなさん、みんなサンタみたいな赤と白のかわいい衣装で、楽しい感じのステージに。これもよかったよアリカさん(´∀`*)
ここで本当に最後の最後の曲の前のMC。
アリカさん、「ここでみなさんにみせたいものがあります!」
デレデレデレデレ…って、会場暗転してレコード大賞だかノーベル賞だかを発表するときのような雰囲気で、けっこう長いドラムロールw
じゃーん!
…って、会場の左右にアリプロジェクトの25周年アニバーサリーのエンブレムが!
サッカーのクラブチームの旗みたいでかっちょいい!
真ん中には大きな黒い蟻の絵ね。虫とか蟻が苦手なひとは苦手かもww
「ALI PROJECTもずっと長い間やってきたなぁ、と思っていましたが、来年は25周年のアニバーサリーイヤーです!
―ぱちぱちぱちぱち!
「なので、いろんなことをやりたいなぁと思っていまからいろいろ考えています。そのときに、このエンブレムがばーん!とつきます
「これはメインのエンブレムなんですが、他に「陸・海・空」の3種類のエンブレムも用意しています
―w
「先日遅ればせながらギリギリでダリ展をみにいってきました
…アリカさんはダリが好きなんですよ。サルバドール・ダリ。20世紀のスペインの画家ですね。
「ダリも蟻んこが好きみたいで。いろんなところに蟻がいました」
「私、『あり』っていうんですけど、だから、小さい頃は『アリ子』とか『アリんぽ』とかって呼ばれてて…別にいじめとかではないんですけど
「私も蟻んこ大好きです
…アリカさんの名前、「あり」っていうの知らなかった。だから、ということもあって、「蟻プロジェクト」だったんでしょうね。
「最後は愛と誠で終わりたいとおもいます。今日はありがとうございました。皆さまよいお年を
EN4.愛と誠
2016年の最後はこちらでした。これもいいですね。ALI PROJECTといえば、いろんな有名なアニソンや、「亡国覚醒カタルシス」を思い浮かべるひとが多いと思いますが、私はALI PROJECTといえば「愛と誠」かなと思っています。アリプロにはまったのはあの当時この曲があったからだとおもう。原点みたいな曲ですかね。今も好きです。これを最後に選んでくれてうれしかった。
アリカさんは最後の曲ではいつもやるのですが、歌が後半になってくると、歌いながら左のステージ、右のステージ、真ん中のステージにそれぞれきて、礼をします。そうすると、それぞれ近くのひとが拍手して応じるの。
ありがとうアリカさん(´∀`*)
もう昔ほどには夢中になってないけど、また来年もきっとくるよ(´∀`*)
最後、ステージのメンバー紹介、前に並んで、ありがとうございましたの礼。このとき、等身大写真だけの別のヴァイオリンの方も登場。別の公演で演奏してくれたんだって。
「ALI PLOJECTでした。ありがとうございました!
ありがとうZEPPダイバーシティ!
そしてガンダム!夜のガンダムはプロジェクションマッピングだったよ!
DiverCityプラザのフードコートのたいめいけん(蛇足。
改めて、来年はALI PROJECTも25周年!
25周年。インディーズは1985年から。メジャーデビューは1992年。休まずに毎年曲を出して、ライブして、活動をずっと継続して…ってすごいよね。
ちょっと売れて、すぐに休止したりしてしまうアーティストも少なくない中で、こうして、好きなアーティストがずっと長く活動を続けてくれるのはほんとうに幸せなことだと思います。これがずっと続くといいけど、ずっと続くわけではなくていつかは終わりがきてしまうので、いけるうちはなるべく行きたいと、改めて思いました。
最近ALI PROJECTはさぼっていたけどw
こうしてきてみるとまた引き戻されるんですねーーー!
というわけで。ここまで読んでくださった(おそらく)アリプロファンの皆さまありがとうございました。
ではではまた。