たまには修理ブログ
こちら”みのる動力均平機”です。
この型は耐震構造が非常に悪く使用中エンジンマウントが直ぐに割れます(取っ手も割れる)
何度か溶接で補修を試みたのですが今回は破損した欠片が紛失してしまったので
急遽作ることにしました。
部品供給終了ということもそうなのですが、とにかくその日の夕方までに仕上げる約束
なので例え部品があったにせよその日のうちに岡山から飛んできやしない
こんなのたかが鉄板に穴あけて曲げりゃいいなんべ
と、思いきや
納品が夜になってしまいました。
突貫の割りに既存部品と全体比較して大体俺の方が上回っている・・・
に、ちがいない と 思い込むのが俺流
きちんと使えてとにかく間に合わせるのが”鬼流”。
”鬼流”は製造メーカーや職人さんみたいな精密機械に精巧な頭脳&プライド頑固さは
一切持ち合わせておりません。
道具は親父形見の道具ばかり、曲尺・スケール・ドリル・溶接機
真ん丸く鉄板を切るのはコンパスにプラズマと磨り減って捨ててあった切断砥石を
グラインダーにつけて感で丸くする。
本体の赤の塗料が無かったので、クボタ補修カラーしかも青
途中からオレンジ色出てきたけど、そこは色にこだわるより錆びなきゃいいやの俺流。
大量生産機種でも年月が経つと部品供給終了といい
大して現行機種と変わっちゃいないくせに”現行機種部品と併用出来ない”と、きたもんだ。
でもそのお蔭で修理屋としての楽しさでるんですよね。
いい気分
鬼農
群馬県 ブログランキングへ