今年はうるう年ですね~
今日は4年に一度より頻繁に起こる刈払機の故障?事故?例をご紹介いたします。
先日お客様が「刈払機の刃をボルトで強く止めてもきっちり止まらない」
と言うことでご来店してくれました。
早速刃を取り外して組み付けたのですが、やはりガタツキがある妙な違和感
もう一度外して刃を見てみると
なんと刈り刃押さえ金具の部分だけ丸く亀裂が入っていました
その辺りをプラグレンチで2~3回叩いてみると
このように↓
ポロッとその部分だけ抜けてしまいました
刈り払いをしていて刈り刃が飛んでいったという例を何度か聞いたことがありましたが
このような原因で押さえ金具から離脱して飛んでいってしまったのではないでしょうか?
写真のような刃が高速回転で人にでも当たったら・・・
刈払機の刈り刃押さえボルトやナットは左ネジになっていて使用中は余程緩んでいない限り
外れることは考えられません。
刈り刃の中でもこの笹刈り刃は切れなくなれば何度も目立てをしながら使用できて、
アサリを出すことによって腕くらいの木も簡単に切り飛ばせます
よって、押さえ金具周辺には過度な衝撃や振動、繰り返し使われることによる劣化で
ひび割れが起きたと考えられます。(目立てのバランスはかなり重要になります。)
笹刈り刃に限らず刈り刃を目立てしながら何度も使っている方は
一度、本体から外してひび割れなどの確認をしてみてはいかがでしょうか?
実際、チェンソーより刈払機事故の方が比率が高いので皆様もお気をつけください
おみやげは無事故でいいのお父さん
鬼農
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