ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆12/24

停戦交渉が進まない。イスラエルは交渉の真っ只中でも、ガザ全域でパレスチナ人を殺し続けている。それでは停戦など成立するはずもない。この軍隊が戦闘を停止することが停戦なのだから。まずイスラエルが直ちに攻撃を止めることだ。攻撃を止めても、目の前に直前まで襲い掛かってきた軍隊がいてはだめだ。兵力を引き離し、緩衝地帯と停戦監視団の配置がこれまでのやり方だ。必ずしもこの方法がうまくいく保証はない。だがここから始める以外にない。
 何度も何度もパレスチナはこの停戦合意を経験してきた。そして必ずイスラエルの挑発に、耐えきれなくなったパレスチナ人のわずかばかりの抵抗と不平を口実に、イスラエルは全面的な攻撃を開始し、停戦は崩れてきた。この繰り返しだ。今回もこれを繰り返さない保証はない。イスラエルが占領をやめ、封鎖を解き、パレスチナ人の自由な意思決定の条件を作り、共存への話し合いと行動を進めない限り、またジェノサイドはくり返される。
 ガザの人々は何の期待も希望を持たないが、それでも停戦を待ち望んでいる。

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