お正月、高齢者が「おもち」をのどに詰まらせて窒息死する事故が絶えません。
気管に詰まる、と思われがちですが、とんだ間違い。それでしたら咳払いすればよろしい。
詰まるのは食道と気管の振り分けをしている部分。
食道の入り口、声帯の開閉を行っている部分に詰まるのです。
だから、声帯が開かなくり息が吸えなくなって窒息するのです。
食道ですから、胃を強く圧迫すると内圧がかかって取れることもありますが、簡単にはできません。
声帯の隙間から多少は呼吸ができますが、普段の半分以下ですから、やがて意識障害を起こします。
すぐに救急車です。
「おもち」を侮ってはいけません。
ご用心ご用心。
誤嚥を減らすためにも普段から声帯を良く運動させましょう。
それには歌を歌うことです。
歌えない人はご相談を。→音痴矯正.com