令和になって初めての読書会。作品は「時をかける少女」筒井康隆 著 角川文庫です。
今年度はファンタジーを読む予定です。また、開催日時も金曜10時からに変更しました。
今回の参加者は5名+コーディネーターの石井さん。内容は資料に基づき石井さんが
ファンタジーのジャンルの解説や「時をかける少女」の時代背景等の説明をしてくれた後、参加者に読後感想を語ってもらいました。
参加者が少なかったのですが、時代背景やら作者の人となりやら少人数ならではの面白い話が続出しました。
中でも登場人物の生年が2660年という設定は皇紀元年から数えたものではないか?とか、映画では「時をかける」という意味が
よく分からなかったが、本を読んで納得した気分になったとか、主人公の少女の夢物語?ではないかとか、筒井康隆は
ラジカル人ではあるが、うそを本当のような物語に書く上手い作家だとか、ふんふんとうなずける話で盛り上がりました。
更に話は発展し、手塚治虫の作品の話に花が咲き、戦中派、戦後派の考え方の違いにまで話が及び、あっという間に終了、12時のチャイムが鳴りました。
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