大切な見ること。

見ることに関するすべてについて

掛け心地の良さは。

2012-02-05 10:17:11 | フィッティング

メガネは、人間の顔に掛かるように作られていますので、
誰にでも掛けることができます(ジュニア用フレームは大人の方には無理ですが)。

だからといって、ほとんど掛け具合調整をしないメガネを渡されて大丈夫ですか。

耳の周辺の骨の形、鼻(メガネが乗る部分)の形、耳の位置など、皆さんそれぞれ違います。
うまくフィットしなければ、レンズの中心との狂いが生じ、
「見えない」「疲れる」の症状が発生し、「痛い」「ずれ落ちる」になります。

鼻、耳のまわりが片方だけ、すごく跡がついていたり、微妙に痛くありませんか。
うまくフィットしていれば、"心地良い"、とても気持ちの良い視生活が送れます。

このフィッティングという技術、微妙なテクニックが必要です。
"生きている"といってもいい、このフィッティング。

現状、メガネ店のレベルに差があるこの技術。
当店に、おまかせ下さい。
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掛け具合のズレを数字に表すと

2011-12-21 22:27:41 | フィッティング


掛け具合の「ズレ」を数字で表してみましょう。

正しく掛けた近視ー8.00Dの度数の眼鏡が5mm眼から離れてしまうと、
その時の度数は、次の計算式で求められます。
ー8.00÷{1+0.005×(-8)}=ー7.692
そうです、ー0.31Dほど弱くなってしまいます。

眼鏡レンズの光学中心と、角膜の中心とが合致した状態で装用されて正しいメガネです。
ー8.00Dのレンズが、眼に対してレンズの光学中心が2.5mm耳側にずれると、
ー8.00×0.25=ー2.0→2.00△BI
内方向に2.0のプリズムが入ってしまいます。

ー8.00は、強度ですが、弱度でも度数の変化、プリズムの加入が起きること、
ご理解頂けたかと思います。
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