臨界期というと過剰反応してしまうかもしれませんが、
今日お話しするのは、眼の「臨界期」というもので、
適切な視覚刺激を受けないと、正常な機能が発達しないある時期のことです。
ヒトでは、生後6ヶ月から9歳ごろまでとされていて、ネコでは生後4週目から3ヶ月。
先天性の疾患や斜視性弱視のお子さんでは、9歳までには治療(眼鏡含む)が必要だということです。
発達についてですが、生後すぐは、固視(物を見つめること)は短時間なら可能ですが、
輻輳(近くの物を見るためにピントを合わせる)や、手で視物に触れることは生後6ヶ月、
両眼視(両方の眼で見て、正確な遠近感)は、5歳から8歳ぐらいにならないと完成しません。
でも、それを過ぎても中学や高校生になっても何らかの理由でうまくできず、
大人になってからでも日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃいます。
当然と思われがちなこの「視る」ということ、ひとつの技術だと知っておいてください
今日お話しするのは、眼の「臨界期」というもので、
適切な視覚刺激を受けないと、正常な機能が発達しないある時期のことです。
ヒトでは、生後6ヶ月から9歳ごろまでとされていて、ネコでは生後4週目から3ヶ月。
先天性の疾患や斜視性弱視のお子さんでは、9歳までには治療(眼鏡含む)が必要だということです。
発達についてですが、生後すぐは、固視(物を見つめること)は短時間なら可能ですが、
輻輳(近くの物を見るためにピントを合わせる)や、手で視物に触れることは生後6ヶ月、
両眼視(両方の眼で見て、正確な遠近感)は、5歳から8歳ぐらいにならないと完成しません。
でも、それを過ぎても中学や高校生になっても何らかの理由でうまくできず、
大人になってからでも日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃいます。
当然と思われがちなこの「視る」ということ、ひとつの技術だと知っておいてください