大切な見ること。

見ることに関するすべてについて

臨界期

2012-02-29 18:54:09 | 眼について
臨界期というと過剰反応してしまうかもしれませんが、
今日お話しするのは、眼の「臨界期」というもので、
適切な視覚刺激を受けないと、正常な機能が発達しないある時期のことです。
ヒトでは、生後6ヶ月から9歳ごろまでとされていて、ネコでは生後4週目から3ヶ月。
先天性の疾患や斜視性弱視のお子さんでは、9歳までには治療(眼鏡含む)が必要だということです。
発達についてですが、生後すぐは、固視(物を見つめること)は短時間なら可能ですが、
輻輳(近くの物を見るためにピントを合わせる)や、手で視物に触れることは生後6ヶ月、
両眼視(両方の眼で見て、正確な遠近感)は、5歳から8歳ぐらいにならないと完成しません。
でも、それを過ぎても中学や高校生になっても何らかの理由でうまくできず、
大人になってからでも日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃいます。
当然と思われがちなこの「視る」ということ、ひとつの技術だと知っておいてください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

似合うメガネって

2012-02-11 22:52:22 | メガネについて
「私に似合うメガネって、無いのよ」とおっしゃる方、いらっしゃいます。

いえ、あります。
無いとおっしゃる方の多くは、
"私、この色好きだから"、
"他の人が掛けているフレーム、自分にも似合うはず"
"私、まる顔だから、この形"、などとおっしゃいます。

実は、フレームを決めるには二つの考え方があります。
その一つは、その方の雰囲気も含めてしっくりくるという合わせ方。
その考え方では、額の形、髪型、あごの線、眉形、ほほ骨、両目の間隔などのチェックから選んでいきます。

もう一つは、"こんな自分にもっていきたい"といういわば、変身目的で選ぶ方法。
逆にいえば、こういう自分にしたくないという考え方でもあります。

でも時々、掛けてみた時の掛け具合で判断するお客様がいらっしゃいますが
正しいフィッティングができるメガネ店でなら、その選択肢は無用です。

そうして選ばれたフレームは、お客様のお顔で、一層輝きを増すことでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレームPrisma プリズマ

2012-02-06 11:43:34 | フレーム


透かし彫りをあしらったデザインフレーム。

レディスですが、むしろ重厚といっていい感じです。

淡いオレンジ色。PV 23167 価格28.350円。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掛け心地の良さは。

2012-02-05 10:17:11 | フィッティング

メガネは、人間の顔に掛かるように作られていますので、
誰にでも掛けることができます(ジュニア用フレームは大人の方には無理ですが)。

だからといって、ほとんど掛け具合調整をしないメガネを渡されて大丈夫ですか。

耳の周辺の骨の形、鼻(メガネが乗る部分)の形、耳の位置など、皆さんそれぞれ違います。
うまくフィットしなければ、レンズの中心との狂いが生じ、
「見えない」「疲れる」の症状が発生し、「痛い」「ずれ落ちる」になります。

鼻、耳のまわりが片方だけ、すごく跡がついていたり、微妙に痛くありませんか。
うまくフィットしていれば、"心地良い"、とても気持ちの良い視生活が送れます。

このフィッティングという技術、微妙なテクニックが必要です。
"生きている"といってもいい、このフィッティング。

現状、メガネ店のレベルに差があるこの技術。
当店に、おまかせ下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする