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ツバキの室内栽培

2010年01月28日 | ツバキ 椿

数年間やってみましたが室内の湿度が低すぎるようで葉が落ちてしまいます。蕾も膨らんでも開花しません。台所で育てているうちはよかったのですがうまく行きませんでした。また新しい考えが浮かんだら実践してみようと思います。

 

ツバキの室内栽培(一年中室内です)実験中

暖房のない部屋でも蕾がある程度大きくなるものは咲くのが難しいようです。生育途中で何個か蕾が枯れることがあります。10月くらいに外に出して開花直前に室内に取り込み観賞したほうが花期も長くよさそうです。今年は梅雨が明けた途端、すごい日差しで多くの椿が葉焼けを起こしてしまいました。慌てて室内に取り込みダメージの大きな葉は切りました。秋くらいになると樹勢の強いものは葉が出てきます。春の芽吹きは室内だとやはり乾燥しすぎるのか、出てしばらくすると新芽がずいぶん落ちてしまいます。しかし外に慌てて出すと低温障害でやはり葉がやられるので徐々に慣らす方法を考えるか、葉が落ちても我慢して4月はじめに屋外に出すかしたほうがよさそうです。なんとか簡単に1年中室内で栽培できる方法と樹種を確立したいと思っています。下に書いた港の曙は成績がいいですが新芽が落ちることがあるので用土や環境を探ってみようと思っています。室内栽培をはじめたころの方がよく咲いていたのは台所で栽培していたから湿度が高くまだマシな条件だったのかもしれません。(2013/11)

注意:今年、蕾が開かないものが何個かありました。暖房で乾燥したせいか分かりませんが問題ありです。やはり冷暖房の無い部屋にした方が安全みたいです。もしくは開花期前にエアコンの無いところへ移動する。ただ今、実験中。

1年間さらに室内栽培をしました。室内が乾燥しすぎているからか、冷暖房の無い部屋ですが結果が良くありませんでした。小輪は室内でもうまく咲きましたがそれ以上になるとつぼみが開きません。2月くらいにつぼみが開きかけて止まってしまうので外に出したら、急激な温度変化に適応できず葉やつぼみが黒くなって枯れそうです。それでも何鉢かは咲きましたが、今年は10月下旬くらいから外に出してみようと思っています。実験継続
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2年ぐらい室内栽培をしていますが花もちゃんと咲くし管理が容易でいつも生育を見ていられるので愛着がわきます。ある程度日の差す窓際などが好ましいと思います。直射日光が差さなくても大丈夫ですが1日あたり4時間は明るさが欲しいです。あまり暗いと花付が悪くなると思います。しかし何にしても挑戦する気持ちが大切です。とにかくやってみましょう!!

私は買ってきたままのポリポットを台所のシンクの脇にそのまま置いています。こうすると鉢皿も要らないし水遣りなんて乾いたら洗い物をしながらすぐできます。黒いポリポットだけだと品が無いので、ポリポットがそのまま入るプラスティックの植木鉢を100円ショップで買ってきました。鉢皿を使わなくてもいいけど食器の絵皿なんかもきれいでいいかもです。鉢から土が出て来るので不織布を鉢の下に敷きます。今は数鉢が咲いていて、もうすぐ香椿も咲きそうです。気をつけることは冷暖房の風が直接あたらないようにすることくらいですかね。外より気を使わなくていいのが何よりです。

アブラムシは付くことがなかったですがカイガラムシは発生しました。流しで水をかけて洗い流してもいいですが殺虫剤を使う場合は人体に害が及ばないように室外で散布後、数日は人の居ない換気のよい所か、できれば室外に出しておきましょう。あまり室温と温度差が無いところがよいと思います。

現在は空調の無い明るい和室でツバキとクチナシを一緒に育てています。クチナシはあまりにオオスカシバの幼虫に毎年葉が食べられて丸坊主だったので今年で2年目です。こちらは花が良く咲いて香りが良く葉も元気で満足しています。ツバキの港の曙は1年中室内でも元気に多くの花を咲かせ、香りもあるので私の一番人気です。もっと大株にして枝もたくさん増やしたいですね。そうすればすごい量の花数になると思います。去年は春風というやはり小輪の香りツバキも室内で育てています。


ツバキの栽培 雑感

2010年01月09日 | ツバキ 椿

ツバキの栽培 雑感

今でも多くの花木を育てているがやはりツバキやツツジが育てやすく花もきれいでやり甲斐がある。栽培地が首都近郊のビルの屋上なので日照、風、気温差が激しいが乾燥にも強く冬の寒風にもある程度耐える。仕事が忙しいので夏の水遣りは本当に大変。しかし1日1回でも枯れないでいる。それでも夏の風が強い日は2回は必要。この日ばかりは心配する。葉の薄いモミジなどはかなりやられてしまうがツバキ、サザンカ、ジンチョウゲ、ビワなど照葉樹はなかなか強いので頼もしい。

特にツバキは品種も多く個性が強いように思う。香りがある大輪花があればなおいいですね。外国の人たちと会う事が多い昨今だが日本固有種があると言うのにも惹かれる。小輪の多花性で有香の港の曙は沢山のピンクの花が次々と咲くので花期も長く香っていて素晴らしい。大きな株に育てたいと思う。突然変異が多い植物なので実生や枝変わりなどでの新種作りにもロマンがある。

実生で言えばビワと金柑は親と同じものができるので楽しみがある。ビワは6年で実が付いた。これはある程度早い方だと思う。土を少なくし厳しい環境で育てると早く子孫を残さないとまずいと思うらしい。私は変わり者なのか幹が育っていくのを見るのが楽しい。ツバキはあまり趣のある幹ではないが・・。幹肌で言えばやはり梅は素晴らしい。多くの樹種を育てるほうが自然だと思っている。ツバキは照葉樹という光沢のある葉を持つ常緑樹。時間がある方は20年で安定的な森を作ることができるという宮脇昭 氏のドングリの木をキーワードとする著作を是非お読みください。東京近郊では東扇島の発電所周りで見ることができます。植物の自然競争をさせる密植、混植が大切。低中木でツバキが役割を担っています。