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ツバキの病害虫

2010年02月07日 | ツバキ 椿

ツバキの病害虫

もうすぐツバキを育てて20年になりますが、素人だし専念している訳ではないので駆け出し同様ですが、カイガラムシとコガネムシの幼虫が一番の問題です。カイガラムシは発生したての頃はオルトランが効きました。コガネムシの幼虫は株が弱ってきているから発生するのか奴らが来たから弱るのか解りません。これもオルトランが効くみたいですがダメな時もありその時は用土替えをして駆除するしかありません。椿に限らず沈丁花とかもずいぶんやられました。最近は椿にはコガネムシの幼虫は発生していません。(2018年追記)

毎年発生するカイガラムシにオルトランを散布したら駆除できました。発生初期だったのでよく効果が出たのかもしれません。(2012年追記)

2002年頃に小黒脂病にやられたのですがその時は病気とは気づかず生育が悪いのかと思っていました。なかなか改善しないので本を読んでいたら小黒脂病の被害葉の写真を見て確認しました。薬剤は使いたくないのですが、その時は本に載っているオキシボルドウなどの銅水和剤の薬剤を散布しました。それでも良くならずやられた葉をずいぶん切り取って新しい葉が出たら、それ以降は発病しなくなりました。姫リンゴに毎年、赤星病がでますがすぐに取り除けば大事には至らないので今は被害を受けた葉を早めに取り除くのが一番だと思っています。恐らく小黒脂病、サザンカのもち病なども同様だと思います。(2012年 追記)
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なんと言ってもチャドクガの幼虫。あとはカイガラムシの類です。新芽が出るときのアブラムシも大敵です。

チャドクガの幼虫は殺虫剤に弱いらしくキンチョールみたいのでもすぐ死にます。まだ刺されたことはないけれど背中などのトゲに毒があり猛烈に痒むらしいです。その抜け殻も要注意です。5月と7月に葉の裏に大量の毛虫がうごめいています。冬に葉裏をチェックして卵塊をとってしまうのが気持ち悪くなくて良いそうですが見つけたことはありません。いままでチャドクガが見つかったのは20年の栽培歴で2回です。

カイガラムシは手で取るのが一番。水遣りのときに洗い流す感じでやっています。気が付かないで増えると新らしい枝などの下の葉に排泄物でススが溜まっているように見えて発見することもあります。ススもとらないと葉の成長が妨げられます。私の受けた被害はカイガラムシが一番ひどかったです。オルトランにカイガラムシに効果があるものが発売されたようです。ホームセンターで見つけました。期待大ですね。

ツバキにはあまり発生しないような気がしますが、アブラムシにはオルトランが良く効きます。発生時期などに株元に顆粒状の薬剤をまいて水をかければ根から吸収され樹液を吸ったアブラムシがオダブツになるという優れものです。すぐに殺したいときは手でブチブチつぶして水で流します。何の植物でも一番厄介なのがコイツラで年によって発生量が違いますが特に新芽がやられると著しく成長が遅くなりますので要注意です。ユリを育てた時に一番大きな被害を受けました。

アブラムシの発生時期にちょっとグロテスクな黒い芋虫を見つけることが良くあります。これはてんとう虫の幼虫で益虫です。成虫よりも幼虫の方が沢山アブラムシを食べてくれます。残念なのはオルトランをまくと一緒に殺してしまうことです。大変申し訳ないです。(涙)

コガネムシかカナブンの幼虫と成虫。なんか樹勢がないとか葉が食害されていたらとりあえずオルトランを撒きます。とくに幼虫は土の中にいて数が増えるから被害が大きいです。


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