高級な宝石や時計、炊飯器、温水洗浄便座、医薬品など、中国人旅行客による爆買いの対象は常に変化しているが、今度は日本旅行における宿泊の定番「温泉旅館」が爆買いされているのだという。中国メディアの同花順財経はこのほど、日本の温泉旅館が中国人によって買収されている実態について紹介する記事を掲載した。
記事は、日本の温泉旅館について、「美しく素朴な場所であり、古き良き日本を体感し、親切にあふれたおもてなしを感じることができる」と描写。中国人に非常に人気で、日本旅行に欠かせない定番コースになっていると紹介した。中国にも一部の地域で温泉はあるものの、わびさびや細やかなサービスは日本でしか体験できないと言えるだろう。しかし日本の地方における温泉旅館は、経営難や継承者不足に悩まされているのが現実だ。<つづく>