悲しい結果となりましたが、自分の記録と、同じ症状が出た方への参考として書き留めます
10/11(月)
夕食後から少量の出血
10/12(火)
朝にも止まらず、病院で診断。胎嚢は大きくなっているものの5Wくらいかと言われる。自己計算では7週目だと思っていたのでちょっと不安。病院によっては止血剤などを処方してくれるところもあるだろうが、今は赤ちゃんの生命力しだいということで、特に指示も無く23日(土)の診察予約のみ。「3週間後でもいいんだけどね」と言う先生の言葉に、「心配ないから」なのか「何もしてあげられることはないから」なのかいろいろ考えてしまう。帰宅後から言われてもいないが安静にすることにした
10/13(水)
出血止まらずズルズル生理初日くらいが続く。相変わらずつわりもない。妊娠発覚当時からの下腹部痛(チクチクとガス溜まりによる張り)は健在。とにかく安静&不安
10/14(木)
昨日と状況変わらず。夜は旦那さんが遅い帰宅の為不安倍増。21:30頃帰宅し、夕食を作ってもらう。寝室にTVが無い為、1日ベッドにいるといろいろ考えすぎて精神的に良くないだろうと、旦那さんが漫画をレンタルに行ってくれたのがちょうど日付が変わる頃。そのちょっとした外出時に突然の腹痛。妊娠発覚後便秘気味だったのに、かなりの下痢。速攻旦那さんに電話して戻ってもらう。病院にも電話。「出血の診察はしているので、腹痛のみでしたら今は頑張ってガマンしてください。その後血の塊が出てしまったり、腹痛が酷くなるようでしたら又連絡ください。」と言われ、とにかく耐える。20分しないうちに腹痛は引いていった。この時下痢と出血のみ。しかし、私の中で何かがふっと取れるというか、落ちるというか、私の周りから何かが無くなった感覚がして、ちょっと気持ちが楽になった。その晩はそのまます~っと深い深い眠りについた。久しぶりだった気がする。
10/15(金)
朝、あまりに深い眠りから覚めたので、昨晩のことが夢だったのではないかと思った。しかし起床後すぐ腰の鈍痛がありトイレへ。すると嫌な予感と共に『血の塊』が出てしまった。よく見ると中に小さな白いものが着いている。すぐに病院へ電話し、朝イチで診察の予約をする。旦那さんは仕事へ。車で30分位のところに住んでいる実家の母に迎えに来てもらい病院へ。診察室に入ると先生が「出ちゃった?」と言い、私が「出ちゃった。。。」と答える。内診してもらい、エコーのモニタを見るとそこに赤ちゃんの姿はなく、ただの砂嵐。。。心の中で「いない」とつぶやく。診察室に戻る前に母を呼ぶように言われ、「あ~、入院でソウハ手術か。」などと考える。その後先生が「残念ですが赤ちゃんはいません。子宮口が閉じてしまってるので特に処置はしません。子宮収縮剤を処方するので5日間飲んで1週間後にまた来て下さい。尿検査してもらって、妊娠反応が消えていればその後はいつ妊娠しても大丈夫ですよ。今回は残念でしたが、赤ちゃんの染色体レベルでの問題で、精子も卵子も問題ありません。問題があれば受精しませんからその辺は安心して下さい。今はホルモンバランス的に妊娠しやすくなってますから、希望するのであればいい時ですよ。」とのお話をもらう。「入院して子宮の中を綺麗にしなくていいんですか?」と聞くと「子宮口が閉じてしまってるから何もしなくていい」と言われちょっと意味が分からないまま、いいって言ってるからいいやと入院しなくてもいい状態でお空に還った赤ちゃんに感謝する。そのまま実家へ行き、その日は旦那さんにも来てもらって実家に泊めてもらう。義両親には旦那さんから連絡してもらう。
10/16(土)
朝仕事から帰った父に報告し、実家の母に送ってもらい家へ帰る。2世帯の為義父が在宅。報告と挨拶をして早々2階へ。出血と腹痛と精神的ダメージで何も出来ず、旦那さんに溜まった洗濯物やら食事やらをしてもらう。昨日1日泣いて、もう泣かないと決めたつもりなのに、実母が作って持たせてくれたほうれん草の胡麻和えを食べた途端に涙があふれて止まらない。孫の顔を見せてあげることが、両親が元気なうちに出来る最高の親孝行だと思っている私にとって、今回のことは本当に辛い。こんなに愛してくれる両親に何もしてあげられないという自責の念が胸を締め付ける。赤ちゃんのいないお腹をさすっては涙。小さくならない胸を見ては涙。
10/17(日)
両親の結婚記念日。メールや電話でお祝いを伝える。出血も腹痛もまだ辛い。歩くと内股が痛むし、恥骨も痛い。なんだろう。あまりに痛がるので生理痛の薬は飲めないのかと旦那さんに言われるが、子宮収縮剤を飲んでいるのでやめておく。まだ悲しみは癒えないが、優しい旦那さんが時折見せる疲れた顔が切ない。思えばこの1週間、家のことは何も出来ず、旦那さんに頼りっぱなしだ。赤ちゃんがいなくなってしまった辛さは、少しずつ赤ちゃんが戻ってきてくれる体になる為の準備へ切り替えていこうと思う。
本当にショックだった。この喪失感は二度と味わいたくないと思った。でも何度もこういう経験をされている方もいるし、私は手術しなかっただけまだ気持ち的には楽なのだと思う。
36歳にして初めての妊娠。本当に嬉しかった。子供が出来ない体なのかもしれないと思い、卵管造影をしたのが9月6日。その後は赤ちゃんが出来やすいと聞き、半信半疑ながら病院でタイミングを見てもらって初回での妊娠発覚。確かに上手く行きすぎだったのだろう。あまりにはしゃぐ私に赤ちゃんがプレッシャーを感じてしまったのかもしれない。
でもこの子は私に妊娠できる体だという事を教えてくれたかけがえのない子。
だからきっと戻ってきてくれる。
縁あって私達夫婦のところに来てくれた赤ちゃん。
本当にありがとう。
今度はゆったりした気持ちで迎えてあげられると思うから、あなたが戻って来たいって思った時にまた私たちのところに来てね。
その時には、今回とは違った気持ちで、違った心構えで、一緒にこの先の人生を歩んで行こうね。
本当にありがとう。
また会える日をお父ちゃんもお母ちゃんも楽しみにしてるよ。
10/11(月)
夕食後から少量の出血
10/12(火)
朝にも止まらず、病院で診断。胎嚢は大きくなっているものの5Wくらいかと言われる。自己計算では7週目だと思っていたのでちょっと不安。病院によっては止血剤などを処方してくれるところもあるだろうが、今は赤ちゃんの生命力しだいということで、特に指示も無く23日(土)の診察予約のみ。「3週間後でもいいんだけどね」と言う先生の言葉に、「心配ないから」なのか「何もしてあげられることはないから」なのかいろいろ考えてしまう。帰宅後から言われてもいないが安静にすることにした
10/13(水)
出血止まらずズルズル生理初日くらいが続く。相変わらずつわりもない。妊娠発覚当時からの下腹部痛(チクチクとガス溜まりによる張り)は健在。とにかく安静&不安
10/14(木)
昨日と状況変わらず。夜は旦那さんが遅い帰宅の為不安倍増。21:30頃帰宅し、夕食を作ってもらう。寝室にTVが無い為、1日ベッドにいるといろいろ考えすぎて精神的に良くないだろうと、旦那さんが漫画をレンタルに行ってくれたのがちょうど日付が変わる頃。そのちょっとした外出時に突然の腹痛。妊娠発覚後便秘気味だったのに、かなりの下痢。速攻旦那さんに電話して戻ってもらう。病院にも電話。「出血の診察はしているので、腹痛のみでしたら今は頑張ってガマンしてください。その後血の塊が出てしまったり、腹痛が酷くなるようでしたら又連絡ください。」と言われ、とにかく耐える。20分しないうちに腹痛は引いていった。この時下痢と出血のみ。しかし、私の中で何かがふっと取れるというか、落ちるというか、私の周りから何かが無くなった感覚がして、ちょっと気持ちが楽になった。その晩はそのまます~っと深い深い眠りについた。久しぶりだった気がする。
10/15(金)
朝、あまりに深い眠りから覚めたので、昨晩のことが夢だったのではないかと思った。しかし起床後すぐ腰の鈍痛がありトイレへ。すると嫌な予感と共に『血の塊』が出てしまった。よく見ると中に小さな白いものが着いている。すぐに病院へ電話し、朝イチで診察の予約をする。旦那さんは仕事へ。車で30分位のところに住んでいる実家の母に迎えに来てもらい病院へ。診察室に入ると先生が「出ちゃった?」と言い、私が「出ちゃった。。。」と答える。内診してもらい、エコーのモニタを見るとそこに赤ちゃんの姿はなく、ただの砂嵐。。。心の中で「いない」とつぶやく。診察室に戻る前に母を呼ぶように言われ、「あ~、入院でソウハ手術か。」などと考える。その後先生が「残念ですが赤ちゃんはいません。子宮口が閉じてしまってるので特に処置はしません。子宮収縮剤を処方するので5日間飲んで1週間後にまた来て下さい。尿検査してもらって、妊娠反応が消えていればその後はいつ妊娠しても大丈夫ですよ。今回は残念でしたが、赤ちゃんの染色体レベルでの問題で、精子も卵子も問題ありません。問題があれば受精しませんからその辺は安心して下さい。今はホルモンバランス的に妊娠しやすくなってますから、希望するのであればいい時ですよ。」とのお話をもらう。「入院して子宮の中を綺麗にしなくていいんですか?」と聞くと「子宮口が閉じてしまってるから何もしなくていい」と言われちょっと意味が分からないまま、いいって言ってるからいいやと入院しなくてもいい状態でお空に還った赤ちゃんに感謝する。そのまま実家へ行き、その日は旦那さんにも来てもらって実家に泊めてもらう。義両親には旦那さんから連絡してもらう。
10/16(土)
朝仕事から帰った父に報告し、実家の母に送ってもらい家へ帰る。2世帯の為義父が在宅。報告と挨拶をして早々2階へ。出血と腹痛と精神的ダメージで何も出来ず、旦那さんに溜まった洗濯物やら食事やらをしてもらう。昨日1日泣いて、もう泣かないと決めたつもりなのに、実母が作って持たせてくれたほうれん草の胡麻和えを食べた途端に涙があふれて止まらない。孫の顔を見せてあげることが、両親が元気なうちに出来る最高の親孝行だと思っている私にとって、今回のことは本当に辛い。こんなに愛してくれる両親に何もしてあげられないという自責の念が胸を締め付ける。赤ちゃんのいないお腹をさすっては涙。小さくならない胸を見ては涙。
10/17(日)
両親の結婚記念日。メールや電話でお祝いを伝える。出血も腹痛もまだ辛い。歩くと内股が痛むし、恥骨も痛い。なんだろう。あまりに痛がるので生理痛の薬は飲めないのかと旦那さんに言われるが、子宮収縮剤を飲んでいるのでやめておく。まだ悲しみは癒えないが、優しい旦那さんが時折見せる疲れた顔が切ない。思えばこの1週間、家のことは何も出来ず、旦那さんに頼りっぱなしだ。赤ちゃんがいなくなってしまった辛さは、少しずつ赤ちゃんが戻ってきてくれる体になる為の準備へ切り替えていこうと思う。
本当にショックだった。この喪失感は二度と味わいたくないと思った。でも何度もこういう経験をされている方もいるし、私は手術しなかっただけまだ気持ち的には楽なのだと思う。
36歳にして初めての妊娠。本当に嬉しかった。子供が出来ない体なのかもしれないと思い、卵管造影をしたのが9月6日。その後は赤ちゃんが出来やすいと聞き、半信半疑ながら病院でタイミングを見てもらって初回での妊娠発覚。確かに上手く行きすぎだったのだろう。あまりにはしゃぐ私に赤ちゃんがプレッシャーを感じてしまったのかもしれない。
でもこの子は私に妊娠できる体だという事を教えてくれたかけがえのない子。
だからきっと戻ってきてくれる。
縁あって私達夫婦のところに来てくれた赤ちゃん。
本当にありがとう。
今度はゆったりした気持ちで迎えてあげられると思うから、あなたが戻って来たいって思った時にまた私たちのところに来てね。
その時には、今回とは違った気持ちで、違った心構えで、一緒にこの先の人生を歩んで行こうね。
本当にありがとう。
また会える日をお父ちゃんもお母ちゃんも楽しみにしてるよ。