ウエディングフェアに行った。
演出のコーナーで説明を受けた。
スモークがあるというので映像を見せてもらった。
入り口にプシャーとかかるスモーク。
スモークはいいなぁと思ったけど、私のイメージと違う。
わたしは和装で足元に漂うようなスモークが理想だった。
もっと足元ならいいなと思って、と話すと、「足元だと後ろのお客さんから見えづらいんで、スモークが出たと分かるように上の方でスモークしてるんです」と。
この説明聞いただけで、この人の技量がわかる気がする。
わたしはスモークをしたいんじゃない。
スモークを使って、希望する演出をしたい。
披露宴が素敵になるような演出を。
スモークはその手段に過ぎない。
なのに、スモークが見えるようにするためには私の希望は通らないと。
それならスモークはいらない。
プロジェクションマッピングみたいなのもあるから、それで私の出したい雰囲気をつくることを考える。
私の友達、今やってるのはかなり専門的な仕事だけど、この子は普通の会社でもうまくやれる子だろうなぁと思う子がいる。
その子は、わたしがコレやりたい!と言うと、たとえば今はコロナだからできないけど、この方法でやろう!と別の方法を提案してくる。方法は違うけど、私の目的は達成できる。これって一番必要なことだと思う。
相手がなんでそれをやりたいのか、それをして、何を得たいのかがわかってるから、代替案が出せる。方法が変わっても目的が果たせることが明白だから。
すごいなぁ。ほんと。