月刊ホークス その３ 本多選手編

さてその３は、杉内選手と同じ大野城ガッツの出身の本多選手！！

『まあ、叩かれたり怒られたりしてきましたけど・・・』



監督『そんな怒ったつもりないんですけどね～～』



『小学校２年くらいからソフトボールのピッチャーはじめて、そりゃ勿論やったことないんで、投げては上行ったり、下行ったりして、とんでもなかったんですけど、練習しているうちに慣れてきて、最終的には大野城市の最優秀選手に選ばれて、そういう思い出もありますね』



監督『杉内の場合はピッチャーとしてはＡクラス。本多に関しては足は速い、守備は良い、シュアなバッティングをすることはＡクラスでしょうね』

中学１年からレギュラーで３年でキャプテンになった本多・・・
しかし、本多が試合中にとった態度に怒った監督はメンバーから外した。

　

『ショート守ってて、キャプテンで、引っ張っていかなきゃいけない存在なのに、僕が変な態度をとったんです。
その態度が悪くて、ボッコボコに叩かれたんです。
叩かれて、それでも不貞腐れた自分がいたんで、しまいには試合に出させてくれないんですよね。
そういう経験があったんで。ホントに甘さのない監督でしたよね。甘いことはビシバシ叩かれてましたよね』

　今のポンちゃんからは想像がつきませんね～
　　　そんな時代もあったんだね～～

けれどその経験が今に生きている・・・

『やっぱ人間素直さっていうのは大事ですよね。
素直というか、謙虚さっていうのは、これが必要だと思うんです。
だから聞きたくないでしょうけど、言われて分かってる！わかっとう、そんくらい！っていうのはあると思うんですけど、それを行動に移す人と移さない人の差って激しいと思うんですよ。
ああ、あの時母親が言ってたことはこれだと感じる人と感じない人と。
そこで感じた人は成功に向かうと思うんですよ。
監督とか両親が言ってたことはこの事か！と感じれない人は、のほほんというか、なぁなぁでやってた人ですね。っていうのを、僕はそこの差だけだと思うんですよ。
プロ野球選手になってもそれは変わらないですね。
それは分かってても、そういう風にハイ！と素直に言ったり、そうですねって返事できるような選手にはなりたいですね』

　なるほど！その経験が今こう生きてるんだ！！納得です！！



大野城ガッツの後輩へ・・・



『後輩の皆さん、こんにちは！緊張するんですけど、今こういう風に野球プレー出来るのも、ちっちゃい頃からのお世話してくださった人たちのお陰だと思ってます。後輩の皆さんも今を一生懸命、自分がなりたい目標に向かって、ホントに一生懸命頑張ってください！』

監督へ・・・




『監督・・・緊張しちゃうな・・・監督はいろいろ叩かれたりとか怒られたりとかしてきましたけど、そういうことがあったからこそ今があると思います。もちろんこういう道を作ってくれたのも監督のお陰だと思ってます。これを無駄にしないように、ホントに今を一生懸命頑張ります。監督も大野城ガッツを頂点に導けるように頑張ってください。これからもよろしくお願いします』

　今、こんないい子に育ったポンちゃんを見て、監督も目を細めていました！
　　　まだまだ成長しろ！！楽しみにしてるよ！！ポンちゃん！！



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