ホークス 2-5 日ハム
まだまだ気持ちの整理がつかないというか、何を書いていいのか・・・と思いつつ時間を過ごし、
もう少ししたら書けるかなと思いつつこの時間になってしまい・・・
逆に時間を過ごすほどかえってあれこれ考えてしまって・・・
皆さんからいただいたコメントの返事もきちんと書けずに・・・すみません。
とりあえずあれこれ思ってまとまらないその思いを素直にそのまま書いてみます。
そうすれば何か見えてくるかもしれないから。
試合途中のドームで「王監督辞任?」のニュースを知りました。
あぁついに来たか・・・というのがその時の率直な感想で。
結構冷静に受け止めていたんですよ。
そして否が応でもその目線で試合を見ることになりました。
選手たちの中にどんな思いが去来しているのだろうと。
何を思って今プレーしているのだろうと。
そしてそれを見守る王監督自身の胸中は・・・
杉さまが打たれ、全く点が入らず、悲しくもなりつつもそれでも応援。
ここにファンがいるということを選手に伝える為に来たのだから。
応援しながらまた考える。
杉さまの今日の投球はやはりそのことが色濃く影響されていたのだろうか・・・とか。
それでも勝てないチームに、こうして自らの道を決断した勇将に、花道を作ってやってくれよと思いつつ、
それができないチームになってしまったからこそ、こうして辞めていくことを決断せざるを得なかったのかとも思い・・・
若手の世代交代という記事を再々UPしてきた時から、こうなることは予測できていたことで、
それは首脳陣も含めて一新することでしか変化を望めないのかもしれないということも考えていた。
しかし、この人がスーツに着替えて前を向いて、きっぱりと辞意を表明し、
そしてその中で野球に対する思いを語り、選手を気遣い、
これまでのファンには分からなかった諸事情を語るのを聞いていると、次々といろんな思いが溢れてきて、収集がつかずに自分でもビックリするほどだった。
しかも時間がたてばたつほど頭が混乱してる自分がいたり。
たかがファン歴5年の母でさえそうなんだから、王ホークス誕生の時からの長いファンの方々の胸中はいかばかりかと思ってみたり。
「世界の王」という強い強い求心力を失ったチームはどうなっていくのだろうと思ってみたり。
ここ何試合かのこの負け方を見ていると、あぁやはり野球の神様が「もう休みなさい」というためにこんな試合を作ったのかなと思ったり。
そして一つの時代が終わったんだということをひしひしと感じたり。
そんなことを考えていたら、ホークスを通り越して
もっと長いスタンスの王、長嶋のいわゆるONの時代がとうとう本当に終わったのかなというような気持ちにもなってきたり。
それから思いだしたのは、9月14日に書いて結局保留でUPしなかった記事。
『母の通っている鍼灸治療院の先生はもう50年以上もこの仕事をされている方で、昔はバレーボールや陸上の選手を診てこられた盲目の名師です。
その方が気になることを・・・
「勝負師には氣というものが大切なんだが、大病をしてから王監督の采配に微妙な変化が現れた。
これは体調からくる氣の影響かもしれない。」
目が見えずに体に触れただけでどこが悪いのか指先から感じて分かるくらいの先生なので、かなり真実をついているかもしれないと・・・
王監督も以前「氣力」という言葉を好んで使っていただけに、何か予言めいた言葉に感じました。
確かに采配に微妙なズレが生じているように感じるも否めない。
ここ何試合かは特にそう感じます。
心配です。
でも・・・それでも氣力を振り絞って勝ってください!!
ファンのために・・・
選手のために・・・
そしてあなた自身のために・・・
今はそう願うばかりです。』
こんな記事を書いて、しかしUPしきれずにいたこと。
もう90%以上今季限りと思っていた母なのに、
その方が監督の為にもチームの為にも良いのではないかと思ってたのに、
こうして書いていても涙がにじんでくるのは何故なのか・・・
やはりそれだけ大きな存在だったということでしょうか?
この絶大なる求心力を失ったチームが、これからどうなっていくのか・・・
そう思うと不安にもなります。
首脳陣も含めて大きな変動があるでしょうし、本当に根本的なチームの再編成が行われていくことでしょう。
首脳陣の刷新も行われるでしょうし、選手も本格的に若手を育て、2年後3年後を見据えた指導や起用になるのでしょうか。
そうであるならば、これからのホークスを担っていくであろう宗。
そしてそれに続く者たちにバトンが渡されていくのかもしれません。
王監督が辞意を表明したこの日。
今日結局打点を挙げたのは、信彦でもなくもちろん小久保さんでもなく、若手の小斉くんでした。
それは見事なきれいな特大HRでした。母の真正面を真っ直ぐに突き抜けるような打球がライトに飛んで行きました。
これもまた何か一つの象徴のような気もしたりして・・・
王チルドレンと呼ばれた小久保さん、そして信彦、和巳、ワッチ、杉さま、そして宗。
そして更に若手のポンちゃん、マッチ、小斉くん、健太・・その他の若手の選手たち!
誇りを持って、胸をはって、新しい自分のチームを作っていくしかないのですよね。
親鳥のもとを雛鳥が巣立つように・・・
こうして書いているとある言葉が浮かんできました・・・
『始まりがあれば終わりがある。そして終わりはまた始まりでもある』
新しい時代の幕開けをこれからしかと見届けていきたいと思います!
最後に・・・
王監督、ありがとうございました。
14年、ホークスはあなたと共にありました。
それはホークス=王監督といっても良いくらいの大きな存在でした。
ホークスはこれからあなたの手を離れ、成長していこうとしています。
あなたがいないホークスがどんなチームになっていくのか、今はまだ想像だにできません。
それでもただ一つ分かっているのは、これからもまた「勝てるチーム」を作るために皆もがき苦しんでいくだろうということ。
そして私たちファンはどんな時もチームと共にあり、苦しみも喜びも共に分かち合えるよう支えていきます。
14年間お疲れさまでした。。。
追記
先ほどある方からメールをいただきました。
心に沁み入りました。
・・・・
幸せ者だと思いますよ、サダハルは。
『戻ってきたい』という望みを かなえることができた。
『もう辞めよう』という望みも かなえることができる。
大半の者が解任されるんです、プロ野球の監督なんつー生業は。
かつて『頼むから辞めてくれ』という横断幕まで出された彼が、今や『できるこ
となら続けてくれ』と望まれている。
その中で自ら一線を退くことを決め、会見に臨んだわけです。
・・・・
許可も得ずここに転記させて頂きました。
ありがとう。
やっと眠れそうです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございま~す!!
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