白くて丸いものが人気

　動物は鳥が一番好きです。セキセイインコを小学生の時に飼っていたのですが、セキセイインコの頭のニオイが大好きでした。人間でしたら若い時は男性の首の後ろフェチでした。首の後ろって可愛いと思いませんか？

　しかし、女性が男性に可愛いというのは失礼だそうです。かっこいいと言われるのが最も嬉しいのだとか。やはり男女の感覚は違いますね。

　ハトが苦手だという友人もいます。どうして苦手なの？と聞くと「なんだか嫌だ」と言ってハトが近くに見えただけで、ギャーっと大騒ぎし、鳥肌が立っているのがわかりました。詳しく聞くと首が上下に動く所が苦手だそうです。

　数年前から人気のキャラクターや商品を見ているのですが、丸いものは人から愛されている気がしています。雪見大福とかですね、パンダとかですね。キティちゃん　おばけのQ太郎など

　相反するもので真っ黒いものは熊、カラスなど嫌悪する動物が多くありますよね。しかし、私はカラスはそんなに嫌いでもなく、道路に１本だけたまに落ちている羽とかきれいで好きです。

　猫とかハムスターも可愛いですよね。犬なら秋田犬かビーグル犬が親しみやすくて好きですが、ネズミだけは勘弁です。アンデルセン童話に出てくるようなチューチューという可愛いものではなく、実際に生ごみ狙いで駐車場１センチの隙間から入り込んだネズミは体調４０センチもありました。本当にチューチューというのです。駐車場奥の納屋に入り込み、ほうきで追い払ってもますます陰に隠れて逃げるばかりでした。困り果て、いつも子供の交通安全でお世話になっていた近所の町内会長さんの家に藁をもつかむ思いで「ネズミが入り込んでどうしたらよいのか」相談をしました。一緒に自宅アパートまで見に来てもらいネズミの大きさに驚いて「おれ、無理だわ」と苦笑いされていました。一緒にほうきで逃がそうとすると素早く足元をすりぬけていきました。ネズミのしっぽが生足のふくらはぎ部分にスーッと当たりギャーっとなりました。しっぽは１メートル位もあり長くて硬かったのです。

その日は逃げないので断念し、次の日会長さんが「奥さん、これ使ったらええや。そのうち捕まっとるできっと」と渡されたのが紙の粘着力がすごいネズミ捕りシートでした。駐車場においておき、２日ほどは怖くて見に行けず、３日目朝ゴミ出しで会長さんと目が合い「捕まったか―？」とたずねてきたので駐車場におそるおそる見に行くとＶの字の紙のシートにすっぽり捕まっていました。「捕まったんですけれど、どうしたらいいですか？」と聞くと「おれ、知らね」と苦笑い。そして「ごみに出したらええやんけ」と言ったので燃えるゴミの袋にほうきでいれて、そのまま出しました。

罪悪感でいっぱいでした。あの時ゴミステーションで助かっているといいのですが。