祖母との会話
私は当時流行っていた水晶ブレスレットを1200円で購入、自慢したくておばあちゃんの家に遊びに行き
見せました。
さわって冷たいのが本物、冷たくないのが偽物だよと言うとおばあちゃんは
「なんだそったらガラス玉!そんなもの投げなさい!(北海道では捨てる→投げるという)」と怒るので
す。理由をきいても怒るのです。
せっかく買ったのに捨てろとは?がっかりして帰宅。
当時勤めていた小さな医院では私は実習生として働いていましたので、先輩の怖い看護婦さんから
身を守るため、お守りのつもりで水晶ブレスレットをつけていっていました。
ところが、類は類を呼ぶものです。
そこの院長から突然呼び出され、説教。ブレスレットをつけているから怒られると思った私は子供の
ように左手首が見つからないよう右手で隠して聞いていた。
「今日 神様がくるから 注意しなさい。このままだとあなた大変なめにあいますよ。」
というのです。
院長おかしくなったか?なんで神様?と意味が分からず、戻って先輩看護婦の指示を受けながら患者さん
の点滴や様子を見に行きました。午後、本当に神様は来たのです。神様と呼ばれる女性がきて
先輩看護婦は半紙と卵を用意させられてました。神様は院長とひそひそ会話をはじめていました。
院長は中国から取り入れた気功を取り入れた治療をおこなっていました。
先輩看護婦は診察室で気功といわれるものを院長からやってもらっていました。
気功は手をかざすもので頭周辺を院長の手で照射、なにかエネルギーが流れるのかわかりません。
他には膝治療も施術していましたが、先輩看護婦のもう一人は気功をうけてからなにかに気が付いたのか
調子悪くなったようで「これから院長の半径50センチ以内には近づかないようにする」
というようになりました。
「院長はなにか信仰してますか?」とたずねたら「不動明王」とこたえていました。
院長の言うことを断るといいことないのはわかっていましたが、気功も断って、毎日勤務が終わると
どっと疲れて、体力気力がなくなる毎日でした。そしてある朝起きたとたんに、天井がぐるぐるまわり
めまいと吐き気・・これは院長の呪いだと確信しました。
仕事を休んで総合病院にいくとメニエール病の軽いものでした。
水晶を買って、邪気が入り込んだとしか考えられません。
この時期太陽が沈む夢も同時に見ています。
水晶は邪気が吸い込む場合があるんだなあと…おしゃれ感覚でつけたとしてもお守りとしての感覚が
少しでもあれば危険だと感じています。
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