平光 真彌(真弥)

長久手市を中心に活動するヴァイオリン弾き、平光真彌(真弥)
演奏活動の告知など

6月6日 ランチタイム

2012年04月12日 12時21分57秒 | Weblog

たまにご縁をいただいて、違う地方に客演に行ったとき、
すてきな音楽家と出会うことがあります。

彼らは、東京や関西のような刺激の多い場所ではなく、地方に根ざし、
少しの刺激も逃すまいと感覚を研ぎ澄まし、
自分の居場所でしていることに誇りをもって、
音楽との闘いを諦めることなく、自分を育て続けています。

彼らと演奏したり話したり呑んだりすることで、
私達は勇気をもらい、カツを入れられます。

そんなすてきな音楽家のひとりと、本番が実現しました。
○宗次ホール ランチタイムコンサート vol570
「弦の歌 ヴァイオリンとチェロの熱きデュエット」
2012年 6月6日(水) 11:30開演  全自由1000円
出演:平光真彌Vn 荒井結子Vc
曲目:ベートーヴェン/二重奏曲 第3番 変ロ長調WoO27-3、コダーイ/二重奏曲 Op.7、ハルヴォルセン/ヘンデルの主題によるパッサカリア
http://www.munetsuguhall.com/concert/201206/20120606L.html

名古屋での演奏は初めてという荒井さんは、福井のチェリストです。
昨秋、福井で平光と共演させていただいたときは、傍で聴いていたうたは何度かトリハダがたちました。
ぜひ、聴きにおいでください!

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修行

2012年04月11日 13時12分37秒 | Weblog

4月1日―6日、弦楽四重奏でセミナーに参加してきました。
学校を卒業してだいぶ経ってしまった私達にとって、
現場や演奏会以外で勉強できる、ほぼ唯一の貴重な機会で、とても大切にしているセミナーです。

当初、弦四としての機能を、音楽の内容に振り回されずに高めたい、
と甘っちょろいことを考えて準備していたハイドンですが、
セミナーの前半ではおっしゃっていただくことのほとんどが曲の内容に言及したことで、
「(当初のトレーニングという思惑とどこか違う。)やっぱり曲の内容と切り離しては考えられないものなのかなぁ」
と思っていたところ、ある濃密なレッスンの最後に、先生から
「ただし、今言ったことは枝葉のことですから、その元になる大事なことについて、よく考えてくださいね。」
と言っていただいて、皆で大反省。
曲の音楽と正面向いて取り組むことなしに、なにも正しい方向に進まないのですね。
結果的には、ハイドンの曲にしっかり取り組んだことで
思惑とは違う道順だったけれど、セミナー終了時には当初の目的(トレーニング)にも少し近づいた気がします。

音楽の方向へしっかり向くように。たとえ自分の生徒からでも、なにか学べる貪欲さを持つように。音楽に素直に感動できるだけの新鮮さをいつも持っていられるように。
このセミナーの先生方は、いつも目指すべき道を、こっちですよと灯してくださいます。

まだまだまだまだ、先の果てしなく長い道ですが、
よく考えてよく話して、音楽に正面きって挑んでいけたらな と思います。

さて、そんなすてきなセミナーを経験して、ちょっとは歩みを進められたかな?のアトムの公演情報です。
 長久手市 文化の家 「室内で聴こう!シリーズ2012・第1回」
 6月7日(木曜日)長久手市文化の家 展示室 20:00開演
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 作品50 - 6「蛙」
(詳しくはこちら↓http://www.city.nagakute.lg.jp/bunka/bunka/bunka/jisyu-schedule/2012jisyu/situnaide-c.html) 

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