こんにちは、押利鰤子です。
私たちが日常的に使用する文章や表現には、時に薄っぺらさを感じることがあります。
さまざまな情報が溢れる現代社会において、言葉は短くて簡素なものが求められ、その結果、文章の表現力が薄れてしまっているのかもしれません。
長い文章や複雑な表現は、読む人にとって負担になるという考え方もあります。
しかし、私たちの人生はもっともっと深いものであり、薄っぺらい表現が本当に伝えたいことを的確に伝えられるのでしょうか?
人生とは、喜びや悲しみ、苦悩や成長が交錯する複雑なものです。
人間性とは、それらの経験と感情に基づいて形成されるものです。
しかし、薄っぺらい表現では、人生の奥深さを十分に伝えることはできません。
例えば、「幸せ」「悲しみ」といった単語は、誰もが一度は経験したことがある感情ですが、その感情の奥深さは人によって異なります。
言葉によって表現される人生や人間性は多様であり、単純化することはできません。
また、薄っぺらい表現は、強欲な社会の中で生きる私たちにとってもデメリットとなることもあります。
物質的な価値や見た目の美しさに偏りがちな現代社会では、内面に触れることなく見た目だけで人を評価することが多くなっています。
このような状況において、私たちエッセイストは重要な役割を果たすことができます。
文章の力を使って、人生の奥深さや人間性を表現することは、読者に新たな視点を提供し、思考を刺激することに繋がるのです。
言葉の力は無限大です。
私たちエッセイストは、その力を使って薄っぺらさを打ち破り、真の意味での豊かさを追求しましょう。
西尾維新やよしもとばなな、米澤穂信、森見登美彦といった作家の影響を受けつつ、独自の文体で読者に心を揺さぶる文章を届けていきます。
どこにその影響があるんだと言われれば、ごめんなさいとしか言いようがありません。
私自身も、本来の姿を隠してエッセイストとして活動していますが、それは人間性や経験を重要視する私の思惑に基づいての決断です。
本当の私が表に出れば、先入観や偏見が文章に影響を与えてしまう恐れがあるため、あくまで28歳の売れっ子女性エッセイストであり続けます。
人生は薄っぺらくないはずです。
私たちエッセイストの使命は、その深さと豊かさを言葉で伝え、読者の共感を得る事なのです。
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