乙画廊の展覧会情報!

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松 島 智 里 展 "暗黒のメルヘン" 12月14日(水)〜24日(土) 17日(土)パーティ16時〜

2016-10-22 11:51:23 | オブジェ&コラージュ
松 島 智 里 展 "暗黒のメルヘン"
12月14日(水)〜24日(土)
11時〜18時<祝・最終日は~17時まで> 
*17日(土)パーティ16時〜


*「暗黒のメルヘン」と言うと〜
長らく発見されず人目に曝されていなかった
「眠れるジプシー女 」(La Bohémienne endormie) 1897年ルソー作
を思い浮かべてしまう。
澁澤龍彦ファンならお馴染みの文庫本表紙である。
これは澁澤の幻想文学選出集であり、
ざっと列記すると〜

『龍潭譚』 泉鏡花
『桜の森の満開の下』 坂口安吾
『山桜』 石川淳
『押絵と旅する男』 江戸川乱歩
『瓶詰の地獄』 夢野久作
『白蟻』 小栗虫太郎
『零人』 大坪砂男
『猫の泉』 日影丈吉
『深淵』 埴谷雄高
『摩天楼』 島尾敏雄
『詩人の生涯』 安部公房
『仲間』 三島由紀夫
『人魚紀聞』 椿實
『マドンナの真珠』 澁澤龍彦
『恋人同士』 倉橋由美子
『ウコンレオラ』 山本修雄

の16の名作が読める様になっている。

今展ではこれらを読了されてから来られると一層と幻惑な冴えた頭で展観出来る。
会場では文学と美術の接点を語り合い愉しみたい。

乙画廊2回目のsolo exhibition!
どうかお見逃しなく。


西 塚 e m 展 -水槽園-<西塚幻想病院跡> 2016年12月2日(金)~10日(土)<日曜定休>

2016-10-19 15:31:11 | 洋画
西 塚 e m 展 -水槽園-<西塚幻想病院跡>
2016年12月2日(金)~10日(土)<日曜定休>


病院はもぬけの殻となり
貝や魚が棲みついた
手放された魂までもが
楽園の中を漂っている


*乙画廊2度目の個展です。
水彩幻想女流画家のカワユク気持ち良さそうな展観です。
どっぷりと西塚ワールドへ是非。

中 村 鱗 展 ~光芒のノイズ~ 11.23~30

2016-10-14 13:18:45 | 洋画
中 村 鱗 展 ~光芒のノイズ~
11月23日(水/祝)~30日(水)
会期中無休<23日16時パーティ>
会場音楽:俊山晶子/テキスト:山下鏡馬


★★毎年恒例になった展覧会を今年も開催します。
モデルの描かれる側として本心を見せまいとするフェイクな被写体、
もしくは本心をさらけ出している被写体としてのモデル、
主に顔を描くそのパターンは無数にあります。
その内面を暴き皮を剥がし描いて行くのか、ニュートラルに捉え描いて行くのか、
そこに生じる摩擦が生じれば生じる程、作家のモデルに対する情熱は加熱します。
ひたむきにテレピンの匂いに向き合い描き続けている、オーソドックスさと
そのホットでシャイな作品群は観る人の心を打ちます。

乙画廊では4回目の個展。是非お出で下さい。


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映日に時計草の花が時を告げ、空の殻へとその蔓を差し延べている。
爪弾かれた蔓の音を懐かしく感じたのなら還っておいで。 
ひとしきり泣いた君ならその光を聴くだろう。
大切なことは思い出せた? 山下鏡馬

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乙画廊
〒530-0047
大阪市北区西天満2-8-1大江ビルヂング101
電話06-6311-3322
http://oto-gallery.jpn.org/
http://otogallery.exblog.jp/


萌木ひろみ展-痴人たちの愛- 2016年10月28日(金)〜11月5日(土)

2016-10-13 14:03:54 | 洋画
萌木ひろみ展-痴人たちの愛-
秘たすら秘たる耽溺の時間を画廊で
2016年10月28日(金)〜11月5日(土)

大谷崎=タニジュン。
死後50年を経てもその瑞々しい文体は万人の心を打ち、思春期の少年を打ちのめす。
美しく崇高な女性と足フェチなマゾとの交わり。
その文学にリスペクトし独自の解釈で描かれた耽美主義的2次元表現の極み。
乙画廊4度目の個展です。どうかお見逃し無く。<会場音楽 Y.D (夢中夢)>

○Hiromi Moegi○
1985年大阪生/京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科版画分野 中退/兵庫県立ピッコロ舞台技術学校舞台美術科卒


マンタム 展 2016年11月11日(金)〜11月19日(土) 「約束されない海」 辺境のアートから量子力学を妄想する

2016-10-13 13:43:35 | オブジェ&コラージュ
マンタム 展 2016年11月11日(金)〜11月19日(土)
「約束されない海」 辺境のアートから量子力学を妄想する


『約束されない海』
それは海に沈む月であって月に沈む海でもある。そこには終わりも始まりも空間的な限界すらもない。
終わりと始まり国家や世界などの概念は命という限界を持って生まれてきた存在故の苦悩なのかもしれない。
私たちは命に縛られすぎていて、その限りある時間や狭い空間に自らを縛り付けただ命を削っている。
それはとてもおかしな話なのだ。<マンタム談>

MANTAMのマンタムたる所以、我々はそこに宇宙のファンタジーを観る事になるだろう。
 当画廊2回目の個展。是非お見逃し無く。 <会場音楽 Y・D(夢中夢)>

○Mantam○ 立体造形作家 骨董商
2010年から各地で展覧会を多数開催。最初の作品集「鳥の王」晶文社はシュヴァンクマイエルより高く評価されている。
作品は夜想bis トーキングヘッズ ナイトランド・クォータリー幻想耽美Ⅱ 等でも紹介され東京コレクションへの作品出品、映画舞台美術など活動は多岐にわたる。

◯ マンタムDVD「少年が眠る永い夜」¥2.000-
◯ マンタム 新 DVD「nemocnice」¥2.000-
●全国共通送料¥360-●