本日の台湾茶講座でいただいたお茶で印象的だったのが1967年の文山包種。私が生まれる前に出来たお茶が、今日の今まで大事に保存されてきた・・・それを考えるだけでも鳥肌ものです。敢えて2012年冬茶の文山包種との飲み比べをしましたが、あまりの違いに驚きました。
2012年冬茶の方は爽やかな清香で水色もきれいな黄緑。発酵もほとんどないため緑茶のような味わいが楽しめるため私も大好きな味です。
一方1967年の茶葉の香りは、まるで漢方薬。香りは、どこか懐かしい古い日本家屋香り、萱葺き屋根の家屋の香り、お寺の香りなど感想が上がっていました。ところが味はプーアル茶のようで、味わいの中に深い甘みを感じてとても飲みやすかったのが驚きでした。身体の隅々にまで行き渡るこの貴重なお茶との出会いに感謝です。
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