電車屋近江のモケー製作所

変なデンシャばっかり作ってる模型鉄の製作記録とか活動記録

キハ40でフリーランス?

2019-09-18 23:45:22 | 北の気動車(嘘)

どうも、あと10分くらいで学生生活最後の夏休みが終わってしまうというのに一人さびしくブログ書いてる近江です。

前々回から出てきてたこちら。ピンク色に塗られたキハ40。

前回長々と書いたようにフリーランスが大好きなわけでしてこいつも例によってそっちの方向に転がしてみようってことで工作開始です。

今回はかつて北海道で走っていた快速ミッドナイトに充当されていたキハ27に塗られていた専用塗装をキハ40に乗っけてみようかと。

実際に専用塗装の車両以外に普通のキハ40、急行色の57、はたまたPDCのキハ141まで充当されてたようで。

40だと1両単位で増解結ができるので実際に塗られてもおかしくないんじゃないかってことでこの塗装に行きついたわけ。

・・・

それっぽいこと書いてますがようはノリです。暇だった時にたまたま下地処理までした40が転がり出てきたのでやっちゃえ○産ってことで。

 

そんなことはさておきとりあえず1色目、窓上のピンク帯を塗りました。

マスキングはAIZUプロジェクトの1.0mmだったかな?所定の幅で切り出されているので細部の塗装とかするときに非常に便利です。

こういう車両の長手方向に伸びる帯をマスキングするときって結構直線を出すのが難しかったりするのです。

自分は最初に基準となるような位置を数か所見つけて(車端2か所とかだとなおヨシ)、それを通るように車体長+αくらいでマスキングテープをピンっと張ってから貼り付け。

今回の場合だと乗務員扉の窓の上辺とマスキングテープの上側が同じ位置になるように。

貼り付けた後はしっかりとボディに密着させて吹き込み防止を。

前面のロゴマークも今回は塗装で再現するので斜めに切った1.0のマスキングテープを張り付けてピンク部分用に。

ここから2色目の緑を塗装。緑2号を使うといいらしいのですが私が住んでる田舎ではそう簡単に鉄道カラーが手に入らないのでタミヤの暗緑色で代用。

前面は6mmマステをそのまま、方向幕下辺に合わせて貼り付け。側面窓周りは上辺をドア上部、下辺をドアレール、裾帯はドア点検蓋の内側の筋彫りの上辺と基準面を決めて水平に気を付けつつ貼り付け。実車が存在しないので自分で塗り分け線を決めれるのがフリーランスの気楽なところです。

もちろん元ネタと照らし合わせた時に違和感が出ない範囲でですが・・・。

仕上げにベースの白を吹き付け。今回はガンダムカラーのMSホワイトを使用。MrさんのMSシリーズは隠ぺい力に優れているのでかなりおすすめ。

十分乾燥させたのちみなさんお待ちかね(?)めくりの儀。

ちょろっと吹き込んでますがひとまず合格点ですかね。

ここでテールライトとタイフォンを取り付けてなかったことに気が付いてあわてて別で塗装。

タイフォンはいいのですがテールは塗装してから取り付けたものの結局はめ込みの段階で塗膜が剥がれて再度タッチアップするハメに・・・

さらにマスキングする際に邪魔なので取り付けていなかった手すり類も取り付けてタッチアップ。

で仮組みしてみたのがこちら。

Hゴムが白いのは個人的な好みです。

快速ミッドナイトのロゴはデカールを作るのが面倒でとりあえず仮に自家用プリンターで透明シール用紙に出力したのを貼り付け。

インク切れ間近で色がおかしなことになってるのでさっさと刷りなおさないと。

さいごに床下機器をグレー、台車をタイヤブラックで塗ったあとに軽くウェザリングして

キハ40-100番台怪速madnight完成です。

右に写ってるおかしな子についてはまた追々・・・

奥のおかしな子は着雪表現をした冬季仕様ですがこちらはあっさりと汚しだけで。だって面倒なんだもん((

まぁ運用の都合とかで増結だけ着雪なしとかもあったでしょうし(?)いいんじゃないかなぁと。

てなわけでえらい適当な動機で始めたわりにはしっかりまとまっちゃったので作った本人がすこしびっくりしてますが走らせるとしたら2両じゃ様にならないよなぁ?

ってことで気が向いたら伸びます。

たとえば56の急行利尻色とか141midnightとか・・・?

ただTOMIXの56結構見ないんですよねぇ。いいお値段であったら考えましょうかね。

 

それでは。


フリーランスについてのお話

2019-09-18 13:38:22 | 雑記

更新頻度がおかしなことになってますがたぶん気のせいでしょう

本日2度目のoumi_modelです。

一応カレンダー上では今日まで大学の夏休みで。学生生活最後の夏でしたがまぁそれっぽい事はせずひたすら限界オタクで終わってしまいそうです。

 

まぁそれはそれ。

 

前回の終わりでこんな画像をのせました

見てわかる通りTOMIXのキハ40-100です。なんかおかしな色になってますがその理由は後ほど。

その前に少しばかり自分語りを。

 

もともと実際にある車両を作るのがメインだったのですがあるときこんな製品が出ました。

阪急の事業者限定鉄コレの1000系。先頭+中間ってセットで出たので普通の8連を組もうとすると必然的に先頭が4つあまることに。

何の気なしにこんなのをつくってみたわけで。これはこれでかっこいいのですがなんとなく面白くない。

そこで作ったのがこちら

大昔に西宮球場でアメリカ博って催事があったそうでそれのPRのために800系がこんな色になったとかでその色を今の1000系に塗ってみたってシロモノ。

最初は父親(こちらもどうしようもない模型鉄)にそそのかされてやっただけだったんです。

が。

普通の電車ではないような奇抜な塗り分けでなおかつかなり腕試しになるような塗り分けだったのでこれは楽しいとなってしまい

第二弾として能勢のフルーツ牛乳色なんかをでっちあげましてこれが大当たり。これ以来阪急1000にとどまらずいろんな電車のフリーランスを作りまくることに。

 

って感じでフリーランスの電車を作るって沼にはまってしまったという過去がありまして。

そんなわけで今でも作る車両の半分以上は実際に存在しない電車です。

このブログでもそういうあり得ない系のモケーがバンバン登場しますがその辺ふくめてお付き合いいただけたら幸いです。

 

さて冒頭のピンク色になった40-100、文字数がアレなので今回は一度目のマスキングが終わったところの画像をのせてお別れです。

 

そうアレですよアレ(謎)

 

それでは。


KATOの東急7000をさらっと何とかしてみたかった その2(完成)

2019-09-18 11:33:37 | KATO東急7000系

さて東急7000をさらっと仕上げたかった何かの2回目です。

前回車体側の加工が終わって仮組までしました。

ここでちょっとだけ実車のお勉強。

KATOのプロトタイプが東洋10次車。ヘッドライトケースがFRP成型の最終ロットで製品では東横線の8連時代が再現されています。

東横線と言えば急行もそうですが日比谷直通なんかに転用できるかなーなんて思ってたのですがそう現実は甘くないようで。

東洋の10次車で8連の車が今回の製品の元ネタとなった7046F+7060Fのみで他の編成に化かすにはライトケースの交換だったり日立車に改造しなければいけないなどなかなかハードな工作が要求されることに。

さすがにそこまでの気力はなかったのでじゃあもっと前の年代にすればいいじゃないかということで今回は桜木町方の2連である7046Fの登場時4連を再現していくことに。

この7046F1964年の田園都市線長津田開業時に用意された車で開業記念列車にも使用されたそうで。

検索した限りでわかった仕様が

・床下はグレー

・ホロつき

・運行番号表示は札式

・アンテナはもちろん無し

といった感じ。今回はこのポイントを押さえて加工して行こうかと。

まずは床下のグレー化。床下機器は普通に分解、P-Ⅲ台車も比較的簡単に分解できたので台車枠とブレーキディスク部分をそれぞれグレーで塗装。

ブレーキディスクは塗装後にディスク面の塗料をはがしてメッキを復活。

次に全く手をつけてなかった屋根は元々あったアンテナを配管ごと撤去、手すりとヒューズボックスまでの立ち上がりの配管をさらっと別体化して屋根はサフ500を下塗りして屋根のざらざら感を再現。

当時の写真を見る限りだとかなり白めの塗装だったので艶消しの白をベースにすこしグレーを足した色で塗装、ベンチレーターは目立たせたかったので白をそのまま塗りました。

塗装後に配管に色指しして屋根は完成。

次に車体の塗装ですが当時の写真を見る限りだと今と比べて非常に白っぽい銀色で写っています。それを再現するためにまず下塗りでつやあり白を塗ってからガイアのステンレスシルバーを吹き付け。

で仮に窓とかはめてみたのがこちら

色調としてはアルミ車に近い感じですがしっかり艶も出ていて当時の独特な銀色の感じが出せたかと。

続いて前面床下の表現。製品のままだとKATOカプラーしかついておらずさすがに車体と釣り合わないと思ったので手を加えてみました。

連結器本体は鉄コレのダミーカプラー、向かって右側のジャンパはRC阿波座の弘南用エッチングパーツ、右側のホース類は台座をプラ板から作ったうえでTOMIX東急5000用分売パーツと銀河のエアホースでまとめました。

床下に一緒に成形されている乗務員ステップもかなり大味な成形だったので切り取ったうえでトレジャーのエッチングに交換、ついでに手歯止めも追加しておきました。

この後は組み立てと細かい表記類の再現。当時はパンツマークではなくTKK表記のプレートがついていたそうなので自家製ステッカーで車番と一緒に作成しました。

さらに上の写真ではすでに施工済みですが前面裾の台枠が露出していた部分と側面のユニットサッシの枠、前面ライトケースと標識灯にグレーを色指ししておきました。

運行番号表示はGMステッカーの文字部分だけ切りだして内側に貼り付け。行き先表示幕はプリズムに張り付けるだけだと外板とツライチになるのがかっこ悪かったのでプリズムを一段削ったうえで表から幕と同じサイズに切りだした塩ビの窓セルをかぶせることで実車のように窓ガラスの内側に幕があるように見えるように加工。

というわけで

東急7000系10次車7046F1964年仕様完成です。

未加工の車と比較。前面床下のディティール追加がなかなかいい感じに決まってくれました。ステップや手すりもわりと綺麗にいけたので満足。

車庫モジュールに並べてみた図。ライト光るんで今度は通電状態で撮りたいっすね・・・

 

ってなわけで7000系4連が完成したわけですが製品は8両セット。あと4連残ってるわけで。

今回は登場時を作ったので次は最末期でしょうか?

 

次は趣向を変えてこんなものを・・・?

 

それではまた。

 


KATOの東急7000をさらっと何とかしてみたかった その1

2019-09-18 00:01:00 | KATO東急7000系

一発目の製作期的なものは一番直近に作った東急7000系を。

ベースはKATOのお高いレジェンドコレクション。ブレーキディスクが回るP-Ⅲ台車で一時期話題になりましたが最近てんで話を聞かなくなってしまいました。

去年の正月に中野かどこかの模型屋でジャンク扱いで安く売られていたので拾ってきてはいたのですが結局1年以上熟成して今年の夏ようやく手をつけてみたというわけで。

東急7000って形式の模型を触るのは2回目で高校に上がる直前に板キット2作目として手を出したのがGMの7000系でした。

当時からひねくれていたので小田急のパイオニア台車試運転編成にしようとおもったものの結局中途半端な出来上がりになってしまった思い出が。

 

そんなこんなでリベンジ?になる東急7000ですがKATOのもなかなか曲者で。

すでに手を入れてしまっているのですが左が未加工、右が加工済み。

前面の後退角が大きすぎるってのはさておき、なぜか前面の窓が製品状態だとえらく引っ込んだままになってしまっています。

実車も引っ込んでてそれを再現してるってならわかるのですが

改造後の7700ですがこれを見る限りそうはなってないようで。

ってなわけで窓をちょっと前に出してやればかっこよくなってくれるんじゃないかってことで早速加工。

今回は全体的に軽加工かつ1つ1つの行程をしっかりすることでさらりとかっこよく仕上げていきます。

最初は元のガラスを切り出して調整してたのですがミスってやすりでHゴムモールドまで飛ばしてしまって爆死。この時点で工程をしっかりするってのが破たんしてますが気にしない。

途方に暮れていたところその辺に転がっていた113系の戸袋窓を嵌めてみたところこれがドンピシャ。

ヨコから見るとほどよく車体からHゴムが飛び出していていい感じで。結果良ければすべてヨシ!

 

窓以外としては貫通扉をトレジャーのエッチングに入ってた7200アルミ車用に交換して渡り板も別体化。(製品はなんで渡り板一体で成形したんだろう・・・?)

手すりも同じくトレジャーのエッチングを使いました。

さらに7000といえば幌付きの顔でしょということで銀河モデルから出た3Dパーツを用意。

で仮に合わせてみたのがこちら。

次回は一気に塗装から完成までです。

それでは。