ほんわかほわほわ

ほんわかほわほわ
不思議な呪文
ほんわかほわほわ
やさしい呪文

ある日道の真ん中で
大ゲンカしてる男たち
通りすがりの魔法使い
もにゃもにゃ
呪文を唱えます

ほんわかほわほわ
ほんわかわ
ほんわかほわほわ
ほんわかわ

あ～ら不思議
こりゃ不思議

ピタッとケンカがおさまった
みんな笑顔で肩をくみ
歌った歌は

ほんわかほわほわ
ほんわかわ

力が抜けてく
魔法の歌

あがった

さっきまで
降ってた雨
あがった

あんなに強く
あんなにいっぱい
もう
止むことないかも
そう思ってた

黒い雲から
いっぱいに
降りてきて
全てを飲み込む

雨あがった

目の前に
青が広がる
そこに向かう

にじがかかった

どれだけの

どれだけの涙を見たら
ほっとする
どれだけの笑顔見たら
幸せになれる
どれだけの時間過ぎれば
目を開けられる
どれだけの人に会えば
わかるの

いつも、いっぱいの
どれだけが
時間を進めてゆく

山あり谷あり

山があれば きっと登る
散歩するように
ピクニックのように
あるいは
ピッケル使って壁にいどむように

谷があれば きっと渡る
沢のせせらぎ聞きながら
咲いてる花を眺めながら
あるいは
深い霧で前後左右を見失いながら

どんな山かはわからない
どれが山かもわからない

どんな谷かはわからない
どれが谷かもわからない

いつ発見するかもわからない

それでもきっと
登りきる
それでもきっと
渡りきる

大きな自然も包み込む
大きな大きな力とともに…

晴れマーク

カレンダーに
今日も
晴れマークが付く

丸くつく

試験でもなんでも
丸が付くと
うれしいものだ

けれど
丸なのに
ちょっとため息

人って
不思議なものだな